『ONE PIECE』レイリー、『金カム』 土方歳三、『H×H』は? バトル漫画の人気“ジジイ”キャラといえば?
バトル漫画の魅力は、なんといっても迫力のあるバトル描写。そのため、作中でスポットが当たるのは若くてカッコいいキャラクターばかり…… と思いきや、実はジジイキャラも人気が高い。今回はバトル漫画で人気の“ジジイキャラ”たちを紹介していこう。
強くて渋い“理想のジジイ”シルバーズ・レイリー
ジジイキャラならではの魅力は、若いキャラには出せない“渋さ”ではないだろうか。渋い魅力をもつキャラクターといえば『ONE PIECE』のシルバーズ・レイリー。かつてロジャー海賊団の副船長を務め、“海賊王の右腕”と呼ばれたほどの人物だ。すでに引退してはいるものの、その戦闘力は未だ健在。麦わらの一味を逃がすために、海軍大将・黄猿を足止めしたレイリーに惚れた読者は多数いたようだ。
ボア・ハンコックとも付き合いが長く、彼女を助けるために神出鬼没の活躍ぶりを見せたことも。男嫌いなハンコックが親しくしているのは過去に助けられたからだけでなく、レイリーのもつ人間的な魅力が成せる技といえるだろう。
ネット上の声を見ると「理想のジジイって感じがする」「何より見た目が渋くてカッコいい!」と、強さだけでなく見た目の格好良さも人気の理由のよう。
舘ひろしの再現度の高さも話題になった土方歳三
『ゴールデンカムイ』の土方歳三も「理想のジジイ」と言われるキャラクター。長く収監されていたため老いてはいるが、元新撰組副長である土方の剣技に衰えの色はない。作中では「いくつになっても男子は刀を振り回すのが好きだろう?」という、土方の武士としての信念とおちゃめさが表現された名セリフも登場する。
土方は戦闘力だけでなくカリスマ性も高く、子どもからも好かれている。「銃と日本刀の二刀流がずるすぎるくらいカッコいい」「子どもの相手をしている時は普通のお爺ちゃんみたいになるのも好き」と、戦闘スタイルや人間性など様々な魅力が挙げられていた。
ちなみに2024年に公開された実写映画では舘ひろしが土方を演じ、再現度の高さが話題に。WOWOWで放送予定の映画版続編のドラマでも、舘演じる土方の登場は決定している。映画と同じ再現度で描かれるだろう姿に、ファンの期待は高まるばかりだ。