【ONE PIECE考察】ウルージは歴史を知っている? ワンピース研究家に聞く、最終章のキーパーソン

【ONE PIECE考察】“最悪の世代”のキーパーソンたち

「黒ひげことマーシャル・D・ティーチは、海軍がもっとも警戒する海賊だと思います。サー・クロコダイル、ジュラキュール・ミホーク、そしてバギーと曲者揃いのクロスギルドもなかなかですが、凶悪さで考えると、彼が四皇で随一でしょう。

 今は世界政府が悪者になっていますが、かといってルフィとティーチが共闘するとは思えない。彼はほとんどのロードポーネグリフをゲットしています。そうなると、重要になるのは『火ノ傷の男』の存在ですよね。ティーチに負けたローが火ノ傷の男について何か知っている様子で、ティーチとルフィはどちらもロードポーネグリフを追っている。この火ノ傷の男についてのエピソードが始まったとき、ついに黒ひげ海賊団と麦わらの一味の戦いの火蓋が切られるのかもしれません。

 また、かつて世界最強と称された伝説の大海賊・ロックスとティーチは、何か関係があると考えて間違いないでしょう。ゴッドバレー事件でも、ロックスに関しては描かれそうで描かれませんでした。ロックスの外見や詳細、2人の関係やティーチのロックスに対する思いなどが、火ノ傷の男をめぐったルフィとティーチの戦いで明らかになるのではないでしょうか」

 ルフィにとって最悪の世代は、よきライバルであり超えなければいけない壁だ。超新星と呼ばれるにふさわしい彼らが、今後どのような旋風を巻き起こしてくれるのか見守りたい。

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