『ONE PIECE』尾田栄一郎、『うる星やつら』ラムちゃんを描く 電撃無効のルフィもノックアウト?

西森博之『うる星やつら』了子を描く

 漫画家・高橋留美子の公式X(@rumicworld1010)にて、2024年1月放送開始のアニメ『うる星やつら』2期に向けて、サンデー連載作家&レジェンド作家たちの描き下ろしイラストが順次公開されている。

 第1回の『名探偵コナン』青山剛昌に始まり、あだち充に久米田康治、藤田和日郎、『MAJOR』の満田拓也に『葬送のフリーレン』のアベツカサなど、高橋留美子作品だからこそ実現した豪華作家陣によるイラストがファンに衝撃を与えてきた。

 そんななか、記念すべき第30回に登場したのは、なんと『ONE PIECE』の尾田栄一郎だ。これまでは「サンデー」や小学館と関係性の深い作家が多く登場してきたことから、ファンも驚きの声を上げている。

 描かれたのは、一目で尾田栄一郎の作品だとわかる「ラムちゃん」のイラストだ。大きな目と、指先からビリビリと走る電撃。七色に輝く髪の彩色も美しく、力の入った仕事だということが伝わってくる。

 ちなみに、第27回に登場した藤田和日郎(『うしおととら』『からくりサーカス』など)は、憧れてきた高橋留美子本人から「こういう企画の時は、似てるよりもその先生の絵柄の私のキャラクターが見たいと思う」と聞いたことがある、というエピソードを明かしていた。

 藤田は「イヤイヤ、おれはおれの絵柄のラムちゃんなんてイヤなんすよう先生~~」とこぼしていたが、しっかり“藤田作品”に仕上げ、ファンは大盛り上がり。今回の尾田栄一郎のイラストも、『ONE PIECE』のキャラクターとして登場してもおかしくないオリジナリティがあり、レジェンド・高橋留美子も喜んでいるに違いない。

 ファンからも熱いコメントが寄せられており、「ヤマトみたいと思ったら尾田先生やった…凄い!」「ラムちゃんの電撃強そう!ルフィには効かないけど笑」「エネルとラムちゃんどっちが強いかな」と、『ONE PIECE』の世界に迷い込んだラムちゃんを想像した人も多そうだ。今後どんなコラボレーションが見られるのか、さらに楽しみになってきた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる