『ONE PIECE』ルフィが最後に戦う相手は……クライマックスで巻き起こる“宿命の対決”を考察
ルフィ最大のライバルとの戦いは……
『ONE PIECE』のクライマックスでは主人公であるルフィにも、これまで以上に大きな戦いが待ち受けているに違いない。
主人公という性質上、作中の大部分のキャラクターと因縁があるとも言えるのだが、その中でも注目したいのはやはりライバル対決ではないだろうか。すなわち、ルフィが海賊になって初めて出会った相手、コビーとの戦いだ。
コビーはルフィの友人でありながら、海軍将校を目指したため道を分かつことになった。現在は海軍本部機密特殊部隊「SWORD」の一員として、ガープに一目置かれるほどの将来有望な逸材となっており、その戦闘力も高いポテンシャルを秘めている。
ルフィとコビーは、これまで3回戦いを繰り広げており、最初はシェルズタウンにてコビーの体面を守るために茶番として殴り合った。そしてウォーターセブンで再会した際は腕試しのような手合わせを、マリンフォード頂上戦争ではそれぞれ海賊と海軍として手加減なしの戦いを行っている。いずれもルフィの圧勝で終わっているが、コビーが着実に成長しているのも事実だろう。
尾田が直々に監修を行ったNetflixの実写ドラマ『ONE PIECE』では、コビーが“もう1人の主人公”として強い存在感を与えられていたが、これもまた意味深だ。本編のラストにて、ルフィとコビーという2人の主人公が激突する展開が待ち受けているのではないかと考えたくなる。
サボとサカズキ、シャンクスとバギー、ルフィとコビー……。運命が絡まり合うキャラクターたちは、どんな戦いを繰り広げるのだろうか。最終章の展開に期待せざるを得ない。