柴田亜美、うすた京介、真島ヒロ……画力が発揮された「龍」の登場 人気漫画家の年賀イラストたち

画力が発揮された人気漫画家の新年イラスト

 2024年を迎え、人気漫画家たちが自身のXで新年のイラストを公開している。

 『南国少年パプワくん』などのヒット作で知られる柴田亜美は、「昨年からペソペソ制作しておりましたが、2024年辰年元旦の初日の出と共に蒼龍の絵も完成しました」と、華やかな蒼龍のアクリル画を公開。漫画ではコミカルな絵柄が印象的だが、「REAL TOKYO ART」にも出品するようなアーティスティックな作品も魅力的だ。

 『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』や『ピューと吹く!ジャガー』などの人気作で多くのファンを抱えるうすた京介も、迫力のある龍のイラストを公開した。思わぬ画力の高さに驚かされるが、ギャグ漫画家らしく「イラストの方は途中で力尽きましたが、本業の方はがんばろうと思います」と、尻尾のほうは適当な仕上がりに。ファンからの「こんな華麗な竜頭蛇尾みたことない」というツッコミが的を射すぎている。

 真島ヒロは、自身のヒット作『FAIRY TAIL』から、炎竜王・イグニールをモチーフにしたイラストを公開。荒々しい線がカッコよさを強調する仕上がりで、海外のファンからも多くのコメントが寄せられている。

 『地獄先生ぬ~べ~』の岡野剛が公開したイラストも力作だ。キリッとした表情の鵺野鳴介と、鬼の手に封印された最強の鬼・覇鬼を思わせる、力強い龍。昨年で連載30周年を迎え、多くの企画が届けられたが、2024年は「ぬ~べ~」ファンにとってどんな年になるだろうか。

 辰年の「龍」は“描き応え”があり、漫画家の個性も発揮されやすいモチーフだ。この一年、どんな作家がどんな龍を描いてくれるか、楽しみにしたい。

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