【週間コミックランキング】アニメを追い風に『葬送のフリーレン』12巻が1位 初ゲーム化の『BLACK LAGOON』も絶好調
来年1月より2期のアニメ放送が始まる荒川弘の『百姓貴族』8巻(新書館)は6位。漫画家になる前に農業に従事していた作者の経験を交えた農家エッセイ・コミックで、農家の年末話は漫画を通して知らないことを教えてくれる。作者と担当イシイとの十勝2泊3日の弾丸取材旅行篇など実体験を漫画に落とし込む技量にファンは感嘆。
以前登場した人物も再度登場しており、「ご無沙汰してます」や「お元気で何よりです」との声が上がっていた。心温まるエピソードと、荒川弘が作り出す世界観は、年末の連休中に多くの人が買い求めるだろう。
9位は久住太陽、杉浦理史、ほかによる『ウマ娘 シンデレラグレイ』13巻(集英社)。競走馬を女性化したゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』が漫画家された本作は、11巻時点で発行部数500万部を突破し、大きな盛り上がりを見せている。夢のために走るバンブーメモリーと、現役最強として迎え撃つオグリキャップがマイルチャンピオンシップで激突。どんな決着を迎えるのかページをめくる手が止まらない。
※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/