『SPY×FAMILY』振り返る黄昏=ロイドの有能ぶり スパイ活動と家族サービスを両立させる“イクメンスキル”に迫る
家族サービスも親族付き合いもパーフェクト? よき夫ぶりを見せつける
スパイ活動において最重要なのは、周囲に溶け込み身内や近親者に疑われないこと。そうした計算もあってか、黄昏は任務の傍ら、毎朝家族の朝食を作ったり、入学試験に合格したアーニャのために古城を1日貸切にしてスパイごっこに付き合ってあげたりと、家族サービスを欠かさない。
さらに、ヨルの弟ユーリがフォージャー家に初訪問してきた際にも、自慢の料理を振る舞い、姉を溺愛する弟からの失礼な態度やあらゆる詮索を見事にかわし、良い夫ぶりをアピール。その効果あってか、ユーリは後日同僚に黄昏のことを話す際に「いい奴」と表現している。
その他、飼い犬ボンドを含めた一家で家族写真を撮影しアーニャの同級生に疑われないようにする。豪華客船での任務完了後にリゾート島で家族旅行をするなど、疑似家族と悟られないよう外堀は固めつつ、家族にも周囲にもイクメンぶりをアピールする様子はまさにエリート諜報員ならでは。
ストーリーが進むにつれ、黄昏はユーリから西国のスパイであることを疑われ始めるが、それ以外の人間には気づかれていない。物語が展開する中で、黄昏とヨルやアーニャとの関係性や、それ以外の周囲との人間関係がどのように変化していくのかにも要注目だ。
※トップ画像は「SPY×FAMILY ロイド・フォージャー 1/7スケールフィギュア」&「SPY×FAMILY アーニャ・フォージャー 1/7スケールフィギュア」(販売元:フリュー株式会社)
©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会