原田マハ書き下ろし『板上に咲く』を渡辺えりが朗読 Audibleオリジナル作品、12月22日より配信スタート

Audibleオリジナル作品を原田マハが書き下ろし

 世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazon オーディブル(以下、Audible)が、原田マハ書き下ろしの『板上に咲く- MUNAKATA: Beyond Van Gogh』を12月22日から配信予定だ。


 Audibleは、原田マハさん書き下ろしの『板上に咲く- MUNAKATA: Beyond Van Gogh』を12月22日から配信予定。朗読を務めるのは、俳優の渡辺えり。本作は、オーディオファースト作品として最初にAudibleで楽しむことができ、その後一定期間後に書籍としても発売されるAudibleオリジナルタイトルだ。

 『板上に咲く- MUNAKATA: Beyond Van Gogh』はゴッホに憧れた青年、棟方志功が青森から上京し、絵を教えてくれる師もおらず、材料を買うお金もないところから、世界のムナカタになるまでの軌跡を描いたアート小説。また、現在、東京国立近代美術館で棟方志功の生誕120年を記念して、「棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」が12月3日まで開催中。Audibleで世界のムナカタを青森弁で表現した渡辺 えりの朗読をぜひ体験してほしい。

オーディオファースト作品について:
https://www.audible.co.jp/ep/audio-first-titles

■原田マハさんコメント
「板上に咲く」は、画家・棟方志功とその妻チヤが主人公の物語である。
10歳の頃、TVドラマで棟方の存在を知り、本当に彼がいると知った時の衝撃は忘れ難い。
実在の芸術家をフィクションに登場させるという私の創作スタイルは、そこに根ざしているとも思う。
このたび、敬愛する俳優・演出家の渡辺えりさんに朗読をお引き受けいただき、望外の喜びだ。
まるで目の前で棟方夫妻が主役の舞台を観ているかのようで、前のめりで聴き入ってしまった。
多くの方々に本作を聴いていただき、棟方夫妻とともに、笑い、泣き、幸せになっていただきたい。
50年の時を超えて、棟方志功が私たちのもとへ帰ってきてくれた。そんな思いがしている。

■渡辺えりさんコメント
私自身手作りの演劇を続けて50年以上経つので、棟方志功夫妻のアートに懸ける情熱をわがことのように感じながら読ませていただいている。
人を喜ばせることが生きがいでそのためにその身を削って生きることの困難さと、困難だからこそ人の胸を打つ「アート」を創る幸せがある。
経済中心で戦争の絶えない世界に石のつぶてを投げようとする小説であろう。電車の中やウォーキング、夜寝る前に私の声で温まってください。

■作品詳細
板上に咲く- MUNAKATA: Beyond Van Gogh
配信予定日:12月22日
著者: 原田マハ
ナレーター:渡辺えり
URL : https://www.audible.co.jp/pd/B0CNXC98N8

たやすくはない道。到達点はまったく見えない。けれどいまさら、どうして立ち止まることができようか?
版画で世界に打って出た、日本が誇るアーティスト棟方志功の試練と栄光に迫る。感涙のアート小説。
「ワぁ、ゴッホになるッ!」1924年、画家への憧れを胸に青森から上京した棟方志功。しかし、絵を教えてくれる師もおらず、材料を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えることが難しい棟方は、帝展に出品するも落選続きの日々を送っていた。やがて、木版画こそが自分にとっての革命の引き金になると信じ、油絵をやめ版画に注力することに……。ゴッホに憧れた青年は、いかにして世界のムナカタになったのか? 40余年夫を支え墨を磨り続けてきた妻チヤの目線で語られる、棟方の試練と栄光。国境、時代、人種を超え、今なお世界中で愛される棟方志功の真実に迫る、感涙のアート小説。

■ナレータープロフィール


渡辺えり(ワタナベエリ) 俳優、1955年1月5日生まれ。山形県出身。1983年『ゲゲゲのげ』岸田國士戯曲賞受賞。1995年『忠臣蔵外伝 四谷怪談』日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞。1997年『Shall we ダンス?』日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞など多数の受賞歴がある。NHK大河ドラマ『元禄繚乱』(99)、ドラマ『OUT~妻たちの犯罪~』(99)、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13)、舞台『ぼくらが非情の大河をくだる時~新宿薔薇戦争~』(22/演出)、『私の恋人beyond』(22)、『三婆』(23)、『喜劇老後の資金がありません』(23)など多作品で活躍するベテラン女優。

■著者プロフィール
原田マハ(ハラダマハ)1962年東京生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞。著書に『暗幕のゲルニカ』『サロメ』『たゆたえども沈まず』『美しき愚かものたちのタブロー』『風神雷神 Juppiter, Aeolus』『〈あの絵〉のまえで』『リボルバー』など。

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