国内唯一のアナログオーディオ専門誌『季刊・アナログ』発売 「DL-103を開発した祖父と孫の物語」
アナログオーディオと人と物にまつわる物語をオールカラーにて届ける、国内唯一のアナログオーディオ専門誌『季刊・アナログ』。最新号「vol.80 2023 SUMMER」が、7月3日から全国書店にて発売される。
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ラ・フォル・ジュルネTOKYO2019音楽祭では、聴こえ方を確認するために、客席を走り回る姿がすこぶるフレッシュだった指揮者、坂入健司郎。現在35歳、ヘヴィな音楽リスナーでもあり、アナログLPも多数保有。そんな坂入のリスニングルーム兼仕事部屋を訪ねた。
巻頭企画「DL-103を開発した祖父と孫の物語」。デノンのロングセラーMCカートリッジ「DL-103」を生んだ開発者である松田等(91歳)の孫・上杉優太朗が発信したTwitter投稿から始まった、祖父と孫の心温まる交流。世代を超えて受け継がれるアナログの力を感じさせてくれる感動のストーリーとなっている。8名の方によるコラム「DL-103と私」も散りばめ、DL-103が生まれた背景や存在意義についても考察する。
また連続特集「人気定番プレーヤー使いこなし大作戦!!」では空前のアナログブームのなか、ビギナーの方に薦めたい人気定番プレーヤーを採り上げ、その性能を最大限に生かす使いこなしを実践。英国REGAの「Planar2 mk2」、テクニクスの「SL-1500C」をとり上げ、いくつものオーディオアクセサリーを組み合わせて最高の音を鳴らした。連続特集として、次号も別のプレーヤーの使いこなしに迫る。
オーディオ製品の高額化が進んでいるこのご時世、一方ではアナログレコードがブームとなり、リーズナブルな価格帯のカートリッジが活況を呈している。特集「5万円台までのカートリッジ一斉比較」では手軽で扱いやすいMMカートリッジ16モデルと、エントリークラスのMCカートリッジ5モデル、計21モデルをとり上げて一斉試聴を行った。
■雑誌情報
誌名:アナログ vol.80 2023 SUMMER
発売日:2023年7月3日(月)
価格:1,680 円 (本体 1,527 円)
判型:A4変形判(H285mm×W210mm)
発行形態:定期刊行(季刊誌)
発売日:1月3日/4月3日/7月3日/10月3日
発行:株式会社音元出版
編集長:野間美紀子
※全国の書店、ネット書店のほか、ネットショップ「PHILEWEB.SHOP」(https://phileweb.shop/)でも購入可能。