笑って泣けて怒れる哀憐エピソード集『やさぐれトラックドライバーの一本道迷路』発売

『やさぐれトラックドライバー~』発売

 元トラックドライバーで物流界隈を追うライター・橋本愛喜の新著『やさぐれトラックドライバーの一本道迷路 現場知らずのルールに振り回され今日も荷物を運びます』が6月29日にKADOKAWAより刊行される。

 危機せまる「2024年問題」や「送料無料」の実態、「トラガール」の違和感や「コロナ禍」の苦労、根深い「飲酒問題」などなど、元トラックドライバー・橋本愛喜による職業系社会派エッセイの問題提起コンプリート版。

 辛辣なテーマでありながら時にくすっと笑えるカジュアルな文体と、現役トラックドライバー・焦げ猫さんとのコラボレーションによる4コマ漫画で構成。“物流業界のイマ”を凝縮した一冊となっている。

■著者コメント
「私がトラックドライバーをしていたとき、私の工場の近くには、毎度平気で4時間待たせる得意先があった。真夏の炎天下、アイドリングストップで無駄に待たされるならばと2時間ほど工場で作業していたら、『なんで時間通りに来ないんだ、運搬くらいちゃんとやれ』と連絡がきたのだ。道に詳しいはずのトラックドライバーに敷かれた未来への路は、変なルールに縛られ、荷主至上主義に縛られることで、一本道なのにまるで迷路のような世界に見えた。物流・運送業界関係者はもちろんだが、物流に直接関係ない人たちに、トラックドライバーがどんな状況で、どんな人たちなのかを知ってもらう足掛かりにしてもらえたらいい」――橋本愛喜

■著者プロフィール
橋本愛喜(はしもと あいき)
ライター。大阪府出身。父親が経営する工場でトラックドライバーとして日本各地を走る。日本語教師などを経て渡米。現在は日本の社会問題、ブルーカラーの労働問題を主軸として幅広いメディアで取材/執筆を行う。
Twitter:@AikiHashimoto
HP:https://aikihashimoto.com

■書誌情報
『やさぐれトラックドライバーの一本道迷路 現場知らずのルールに振り回され今日も荷物を運びます』
著者:橋本愛喜
判型:四六判
ページ数:208ページ
定価:1,595円(本体1,450円+税)
ISBN:978-4-04-606257-4
発売日:2023年6月29日(木)
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322212000899/

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