【漫画】“大バカ”な少年が叶えた、龍との約束ーー創作漫画『バカは煙より高い所に立つ』の結末がエモい

 「バカ」の一言にもさまざまな意味がある。単に愚かしい行為や人を指して使うこともあれば、愛やリスペクトにあふれた「大バカ」もあるだろう。6月上旬にTwitter上で投稿されたオリジナル漫画『バカは煙より高い所に立つ』は、純粋すぎる“大バカ”な少年と、超越的な存在である龍の交流を描いた、ロマンのある作品だ。

 刀を携え、巷で噂の“龍”を倒しにきた少年・弥一郎。「人間とは本当にバカだな……」と、武士たちに命を狙われ続ける龍はいつものように軽く退けようとするが、どうやら弥一郎は“普通”の人間とは違うようだ。何度コテンパンにしても毎日のように押しかけ、手を抜いている龍に「喰う気がなければ殺さない」と説かれれば、「オレは私欲のためにお前を殺そうとしたーー!!」と土下座する。そこから“大バカ”な弥一郎と、龍の不思議な交流が始まってーー。

 本作を手掛けたのは、コロナ禍で本格的にオリジナル漫画を制作するようになり、商業誌での連載を目指しているという樹土風さん(@JyudoFu)。会話劇からバトルまで、さまざまな角度から楽しませてくれる本作をどのように描いたのか、話を聞いた。(望月悠木)

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