【漫画】ぜひ当社の天国と契約を……そんな“営業”を受けたら? 胸が熱くなる『ふれあい死神カンパニー 』
「死後の世界」には多様な解釈があるが、もし“死神”たちが現世とさほど変わらないビジネスに勤しんでいたらーー。3月下旬にTwitter上でアップされた漫画『ふれあい死神カンパニー 』は、そんな想像を広げながら、どうにもならない悲しみや怒りを癒してくれる物語だ。
自社が契約している天国に死者を勧誘する……という、現世でいう旅行や保険の代理店のような仕事をしている「死神」たち。ルーヴェンは自社が扱う“契約天国”に魅力を感じておらず、適当な営業しかしていなかった。そんなルーヴェンが上司にドヤされて渋々向かったのは、自身の担当地区で亡くなった影山夏子のところ。生前、「保険会社の外回り営業」という近しい仕事をしていた彼女に、死神の仕事観について説教を受けるルーヴェンだったが……。
作者は現在「ガンガンONLINE」と「マンガUP」で『殺されて井戸に捨てられた聖女がチート怨霊になりました』を連載中の七清水くらげさん(@7shimizukurage)。「死神」というモチーフを人情味あふれる物語に仕上げた七清水さんに、商業誌デビュー作だという本作を制作した経緯など、話を聞いた。(望月悠木)