【漫画】愛は身分を乗り越えるのかーーSNS漫画『小国の姫と異国の護衛』が“商業誌レベル”の美しさ
近年、SNSを通じて注目を集める創作漫画が増加しており、手軽に描いた日記風漫画が共感を集めることもあれば、リッチな作画で「商業誌レベルだ」と読者を唸らせることもある。後者の好例と言えそうなのが、1月6日、Twitter上で公開されたオリジナル漫画『小国の姫と異国の護衛』（君が大人になる日）だ。出生や身分という壁を乗り越えながら、互いを想う二人の物語で、キャラクターも背景も美しい。
小国の王族の護衛として買われた戦争孤児のシュカ。顔に痛々しい傷を負ったシュカを見た姫は「とってもきれいね」と口にして、シュカの冷え切った心を優しく、温かく包み込む。その後、2人は身分の違いを越えて心を通わせていくが――。
これまではイラスト制作が中心で、本作が漫画制作の初挑戦だったのにも関わらず、すでに漫画好きを唸らせている作者のやとりさん（@iyumyyy）に本作を描いた経緯など、じっくり話を聞いた。（望月悠木）
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