【漫画】人魚と人間が一緒に入れる銭湯があったら……“理解しあえる”という希望を描くSNS漫画があたたかい
誰しも「自分の気持ちは誰にもわからない」と嘆いたことがあるはずだ。もちろん、すべての人と心を通じ合わせることはできないが、Twitter上で公開された創作漫画『人魚の湯』を読むと、それでも必ず理解してくれる人・場所は存在する……という希望を見出すことができる。
人魚であることを隠しながら生活している男子学生の深琴。奇異の目で見られることへのトラウマを持つ深琴は、クラスメイトをはじめ、周囲の人間とは距離を置いて生活している。ある日、銭湯の番台を務める早貴と出会ったことで、深琴の心が次第に変化していき――。
作者は、2.5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!』の終了を受け、「『ドリフェス!』からたくさんのパワーをもらってきたのに、自分は何もできていない」と思い立ち、本気で漫画制作に取り組むようになったという瑠夏子さん(@rukako11_w)。瑞々しく、優しい本作がどのようにして描かれたのか話を聞いた。(望月悠木)