『僕のヒーローアカデミア』実写映画化決定にSNS紛糾 山崎賢人・鈴木亮平・吉沢亮などキャスト予想も

 人気コミック&アニメ『僕のヒーローアカデミア』(堀越耕平)がNetflixで実写映画化されることが明らかになった。監督は、漫画原作の映画『キングダム』をヒットに導き、Netflixでは人気ドラマ『今際の国のアリス』を手がけている佐藤信介。脚本は映画『キング・アーサー』やNetflixドラマ『オビ=ワン・ケノービ』を手がけるジョビー・ハロルドが担当するという。

 「週刊少年ジャンプ」での連載は最終章を迎え、熱い展開が続いているなかで、原作ファンもこのニュースに素早く反応している。

 詳細が未発表だということもあり、SNSを見る限り、現状では戸惑いの声が大きい。漫画やアニメの「実写化」には一定の拒否感がつきまとうが、今回のニュースについても、好評とは言い難かった実写映画『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009年)を引き合いに出しつつ、期待感が持てないという声や、「頭抱えてる」「嫌な予感しかしない」など懐疑的なコメントが多く見られる。

 一方で、「ビジュアルを見てから判断する」「出久くんが誰かによる」など、キャストやアートワークを気にするファンの声も。当然、配役には大きな注目が集まっており、佐藤信介監督と関係が深い「山崎賢人」が主演になるのか、と想像を広げるファンもいれば、「オールマイトの肉体を再現できるの鈴木亮平さんしかいない」「轟は吉沢亮じゃないと認めない」「緑谷出久役 長尾謙杜 だったら優しくなれる」など自分なりのキャスティング案を披露し、議論する人たちも見られる。

 キャストといえば、舞台『「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage』(ヒロステ)が好評を博してきた経緯もあり、これを引き継ぐべきだという意見も。日本を舞台に日本人キャスト中心でーーという制作になるかどうかもまだ不明だが、ヒロステの存在にもさらに注目が集まっていきそうだ。ちなみにヒロステでは、主人公の緑谷出久をミュージカル俳優の田村心が演じている。

 『僕のヒーローアカデミア』はアメコミ風の作画もあり、ハリウッドやNetflixとの相性の良さを語る声もある。他方で、ストーリーテリングやキャラクター造形はあくまで日本的であり、世界に向けてアレンジされたとき、別物になってしまうのではというファンの懸念も頷ける。「イメージを壊したくないなら観なければいい」という声ももっともだが、「それでも関連作品はチェックしたい」というのもファンの心理だ。続報を待ちつつ、ファンにとっても新規層にとっても幸福な作品になることを願いたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる