YouTuberヒカル“浮気暴露”もノーダメージ? 書籍で著していた「炎上回避」3つのポイント
人気YouTuberのヒカルに“浮気騒動”が持ち上がり、謝罪を行なったことが話題になっている。
きっかけは11月4日、暴露系YouTuber・コレコレの配信に出演した女性YouTuberが、ヒカルとの“密会”を明かしたことだった。これが元乃木坂46の松村沙友理との交際期間中と見られる時期であったことから、“浮気問題”として配信で大きく取り上げられることになった。
もともとは女性YouTuberからのアプローチであり、ヒカルは紳士的で、いまもリスペクトしているという。今回、暴露に至ったのは「人に話したいという欲に負けたから」。なお、行為を最後まではしていないようだ。
注目されているのは、売名目的にも見える告発に対するヒカルの対応だ。上述の配信に呼び出されたヒカルは、「僕が悪かったです」と否を認め、女性YouTuberに嫌がらせ等がなかったか確認した上で、「こんな微妙な話で、お騒がせしてしまって」と視聴者にも謝罪している。
もともとヒカルに好感を持っていない人からは当然、“交際中の浮気行為”に厳しい目が向けられているが、ファンはこの謝罪を「潔い」と好意的に受け止める向きが多く、結果としてヒカルはほぼノーダメージでこの暴露を乗り切ったと言える。
9月に刊行されたヒカルの著書『心配すんな。全部上手くいく。』(徳間書店)を読むと、大小さまざまな炎上の経験を踏まえ、以下のような記述がなされている。
「落ち度や過ちは、素直に認めるしかない」
「とにかく取るべき対応は、一にも二にも、すみやかな謝罪」
「炎上を不用意に引きずってしまうのは『謝らない、逃げ回る、言い訳をする』ことが原因」
“とりあえずの謝罪”はかえって誠実さを欠く場合もあり、今回のケースは「誰に謝っているのか」という問題もある。そのなかでファンに好印象を与えたのは、何にせよ「逃げ回る」ことなく暴露配信に登場し、女性YouTuberが性的なアプローチで仕事をもらおうとしたことも匂わせており、詳しく事情を聞いたコレコレも「これを浮気ととるかどうかは、人それぞれ」とした問題について、まったく「言い訳」をしなかったことだろう。「謝罪」すべきすべての問題について通用する考え方ではないかもしれないが、少なくとも、悪評が瞬時に拡散し、再起が難しくなる人も少なくないインフルエンサー界隈においては、ひとつの見本となる対応かもしれない。
なお、ヒカルは同書で「炎上への対応を間違えた人」として名前を挙げている宮迫博之とともに、本日11月8日18時より、焼肉店「牛宮城」の記者会見に登壇する予定だ。この「鎮火」具合だと、もしかしたら今回の件も、もうネタとして話されるかもしれない。