『ふしぎの国のアリス』がテーマのディズニー小説刊行 ゆがめられた視点で語られる物語

ディズニー小説「ふしぎの国のアリス」

 ディズニー名作をYA(ヤングアダルト)向けに小説化した「ツイステッドテール」。第3弾として『ふしぎの国のアリス』がテーマの『ディズニーツイステッドテール ゆがめられた世界 アンバースデー』の上下巻が8月12日に発売した。

 「ディズニーツイステッドテール」は、ディズニー名作のどこかがゆがめられた“もしも”の世界を描く、全米で大人気のYA(ヤングアダルト)向け小説シリーズ。その翻訳版として2021年冬に発売して話題沸騰となった『リトル・マーメイド』と『アラジン』のIF物語につづいて、いよいよ待望のシリーズ第3弾の登場だ。

 今回ゆがめられた視点で語られる物語は『ふしぎの国のアリス』。18歳となったアリスが再びワンダーランドを訪れ、さまざまなナンセンスを乗り越えてハートの女王に挑む物語『ゆがめられた世界 アンバースデー』が上下巻でついに発売。

 「ツイステッドテール」シリーズはディズニー作品の歌に関係するタイトルがつけられている。本作のタイトルはアリスがかつてティーパーティーに参加したときに、364日の誕生日じゃない日を祝って歌われていた『アンバースデー』。

本の内容

だれもが知る「ふしぎの国のアリス」のどこかがゆがめられた“もしも"の物語

『ふしぎの国のアリス』では7歳だったアリスは自立心のある18歳の女性に成長。持ち前の行動力と好奇心は健在で、19世紀のヴィクトリア朝時代の習慣やしきたり、異文化に対する無理解は彼女にとっては窮屈でナンセンスそのもの。一方、大人になった目で見るワンダーランドも、理解しがたいナンセンスなことだらけ! でも、ここでのナンセンスは不思議と心地よい。この物語ではそんなふたつの世界のナンセンスのちがいを感じながら読むとおもしろい。
 冒険を通じてアリスが、友情、未知のものを理解すること、たいせつな人を助けることを学んでいく新たな物語。アニメ版やルイス・キャロルの原作のファンはもちろん、『ふしぎの国のアリス』を知らない人も楽しめる読み応えのある冒険ファンタジーです。『ディズニーツイステッドテール ゆがめられた世界 アンバースデー』は8月12日、上下巻同時発売です!

書誌情報

『ゆがめられた世界 アンバースデー 上巻』
『ゆがめられた世界 アンバースデー 下巻』
著者:リズ・ブラスウェル
訳者:池本尚美
カバーイラスト:水溜鳥
体裁:ソフトカバー 四六判
上巻:328ページ/下巻:320ページ
定価:各1,100円(本体1,000円+税10%)
発売日:2022年8月12日 金曜日
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:
(上巻)https://hon.gakken.jp/book/1020554600
(下巻)https://hon.gakken.jp/book/1020554700
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(上巻)https://www.amazon.co.jp/dp/4052055462/
(下巻)https://www.amazon.co.jp/dp/4052055470/

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