こんなの見たことない! 美しすぎるミクロレベルの虫の姿 目では見えない昆虫・奇蟲を集めた図鑑が衝撃
ヒトの目では見ることのできない、ミクロ・ナノレベルでの虫たちの姿。一般的な顕微鏡よりもはるかに精度の高い電子顕微鏡で観察する虫たちの姿は、新たな発見と驚きをもたらしてくれる。小さな体に生えた毛(感覚子)や眼・触角などのあらゆるパーツの精巧さにため息がこぼれるほど、美しい姿の奇蟲がこの世界には存在している。
【写真】”こんなの見たことなかった!! ミクロナノレベルの虫の姿
にわかに注目を集めているミクロ・ナノレベルの虫たちの姿を収めたのが本書『電子顕微鏡で見る昆虫・奇蟲図鑑』(グラフィック社刊)だ。チョウやカマキリなどの身近な昆虫から、サソリ、ムカデなどの奇蟲(きちゅう)まで110種を掲載した美麗な虫が掲載されている。
昆虫は72種、奇蟲は38種とたっぷり110種を掲載! 虫体・構造が観察しやすいように、電子顕微鏡写真はあえてモノクロに。種ごとにフルカラーの写真とイラスト解説もあるので、虫の全体像がわかりやすい内容だ。
はじめに
・プロローグ(1生物学における顕微鏡の歴史 2電子顕微鏡とは 3昆虫の外部形態学)
・昆虫(72種)
・奇蟲(38種)
著者プロフィール
渡邊孝平(ワタナベ・コウヘイ)
1978年生まれ。麻布大学獣医学部動物応用科学科卒業。電子顕微鏡1級技士。民間の臨床検査会社で透過型電子顕微鏡を使った病理学的検査に従事。
書名:電子顕微鏡で見る昆虫・奇蟲図鑑
著者:渡邊孝平
発売日:2022年8月
仕様:B5 並製 総240頁
定価:3,410円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3532-9
グラフィック社刊