水彩画を極めた“おじいちゃん先生”が100均絵の具を使ったら? 「絵がお洒落に見える」新たな発見も

 普段は視聴者から寄せられた絵画を添削し、その映像をYouTubeで公開している水彩画家&絵画講師の“おじいちゃん先生”こと柴崎春通氏が、100円ショップの「ダイソー」で販売されている水彩絵の具セットがどれほどのものなのかを検証。その様子がYouTubeで公開され、視聴者から反響が寄せられている。

 柴崎氏は、1970年に和光大学芸術学科を卒業し、2001年には文化庁派遣在外研究員としてアメリカに留学。「The Art Students League of New York」等で水彩の研究を行っていたキャリアを持つ。決して作品を否定しない、穏やかな口調の講義は、見る者にとっての癒し時間にもなっているようだ。チャンネル登録者数は127万人を超える(5月17日確認時)。

 今回、柴崎氏が検証するアイテムはパッケージに「発色にこだわった」と記載されている12色セットの水彩絵の具。柴崎氏は「なんといっても“発色にこだわった”と書かれてあるくらいだからね。柴崎も100均絵の具、どのくらいの色が出るのか、とても興味を持ちました。そういう観点から描いてみたいと思います」と微笑んだ。

100円の水彩絵の具セット。果たしてどれ程のものか??おじいちゃん先生が検証してみた!

 まず、柴崎は開封に手こずった。かなりガッチリと閉じられているようで、「うんっと……開かないね……どうしてこうやってガッチリと蓋しちゃうのかな」とコメント。さらにビニールを剥がす作業にも苦戦し、ようやく開くと「疲れました(笑)」と視聴者を和ませた。そんな風にありのままを伝えてくれている。

 今回は発色がどんなものかを検証するために「花」を描くそうだ。さっそく色を塗っていくと「これはちょっと顔料が薄いね(笑)」「アクリル絵の具の半透明という感じがする」と苦笑しつつ、「だけど見方を変えると絵の具が薄く発色が弱いので、落ち着いたお洒落感があるね」と良いところも見つけていた。

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