プロ絵師が“キャラ弁”を作ったらどうなる? 夫婦YouTuberが伝えた食卓を楽しくする工夫

 各種アプリやウェブサービス、SNS等の隆盛により、漫画やイラストを発表する場が急増し、ウェブ発の人気作品も多く登場するようになった昨今。YouTube上でもプロ漫画家やイラストレーターが活躍しており、「解説動画」や「添削動画」のほか、絵の技術を生かしたチャレンジ企画でも人気を博している。

 一方、クリエイティブな人々がそれぞれに発信をするツールを手にしたことで、大きな広がりを生んでいるのが「キャラ弁」という文化だ。食材で人気漫画・アニメのキャラクターを見事に再現し、つい「食べるのがもったいない」と思ってしまうお弁当を公開しているSNSアカウントやブログはいまや数知れず、日本独自のカルチャーとして、海外からも注目を集めている。

 そんな「キャラ弁」をプロ絵師が作ったらどうなるだろう? 気になる疑問に答えたのが、ともにプロ絵師として活躍する、なつめげん・さや夫妻によるYouTubeチャンネル「なつめさんち」だ。普段から絵をテーマにしたバラエティ豊かな企画で視聴者を楽しませており、チャンネル登録者数は85万人を超える。

 2月25日に公開された動画のタイトルは、ズバリ「【愛情】プロ絵師の妻が全力で「夫に愛妻キャラ弁当」作って食べてもらいます♡」というもの。タイトルこそ「愛妻キャラ弁当」となっているが、お互いの絵柄でキャラ弁を作り、送り合うという内容だ。

【愛情】プロ絵師の妻が全力で「夫に愛妻キャラ弁当」作って食べてもらいます♡

 とはいうものの、二人は創作に動画撮影にと多忙な日々で、ほとんど料理をしないという。しかし、そこはさすがプロ絵師。料理というより工作に近い要領で、弁当箱というキャンバスにそれぞれの画風でキャラクターを“描き込んで”いく。今回の動画は健康配慮型の料理宅配サービスから協賛を受けており、「おかず」はそちらに任せて、「ご飯」部分を彩鮮やかに仕上げていくというプランだ。

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