『美味しんぼ』海原雄山の至高のメニューは本当に美味しい? 再現に挑む原作ファンが続々

『美味しんぼ』至高のメニュー再現

初卵の味噌漬け

 雄山が帝都新聞の連載「至高のメニュー」第1回に掲載したのが、「初卵の味噌漬け」だ。味噌の上にガーゼを敷き、凹ませて穴の中に黄身を入れ、そこにガーゼを被せて味噌を載せ、3日程度寝かせておくというものである。

 究極側の東西新聞社はこの料理を紙面で見て侮っていたが、実際に味わってみると一変。赤味噌は富山の艶麗、白味噌に秋田の白千成を使用し、卵は自然な環境で飼育された後藤130の初卵を使っていた。

 記念すべき至高のメニュー第一弾を「野外料理製作/CAMPPER'S HORIZON」チャンネルが再現に挑戦。手に入らない食材も近いもので代用し、こだわりが見える。実食した感想も、詳細に記載されている。チーズのような食感や風味で、イクラのような旨味も感じるという逸品だそうだ。

美味しんぼに出てきた海原雄山 至高の料理”初卵の味噌漬け”を再現してみたかった

 グルメ漫画界で唯一無二の存在感を放つ巨人・海原雄山が心血を注いで作り上げた至高のメニューは、原作ファンなら誰もが一度は味わってみたいもの。手間ひまがかかるものも多いが、自宅での時間が増えているいまだからこそ、再現に挑んでみてはいかがだろうか。

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