一見上手なカナダ人男性の自画像、絵画講師が添削すると? 海外人気も広げる “おじいちゃん先生”がすごい

 そんな解説を経て始まった添削動画。もちろん柴崎氏は本人の写真を見たことがないので、自画像だけを頼りに添削しなくてはならないのだが、添削されたものを見てみると、なるほど、しっかりとバランスが整えられていることがわかる。実際視聴者からも「すごい!!立体感がとてもでて綺麗です」「元の絵もとっても素敵ですが、先生の絵は色使い、立体感がさすがです」といった称賛のコメントが寄せられている。

 コメントといえば、柴崎氏のチャンネルで特徴的なのは多くの外国語が並ぶことだ。最近のYouTubeは翻訳機能が充実している。そのため、日本のコンテンツも海外で楽しまれるようになった。アートは世界共通の言語という見方もある。そういった意味でも海外からファンを取り込むことで、柴崎氏のチャンネル登録者数はこれから飛躍的に伸びていく可能性を秘めているだろう。

 漫画やイラストだけでなく、絵画の世界でも、動画で技術を学んだスターが出てくるかもしれない。

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