勢いを増す異端のサッカー漫画『ブルーロック』 新章がさらに楽しくなるキーパーソンを徹底解説

実力をつけているイガグリ

 もともとは唯一、“潔より格下”という立ち位置だったが、着々と実力をつけているように見える、イガグリこと五十嵐栗夢。二次選考では誰もが敬遠していた士道と組み、わざとファールをもらうマリーシア(ずる賢いプレイ)も披露していた。その執念で、ヨーロッパリーグでも強かに生き残っていくのではないかと思わされる。

 何より、自分と変わらない実力だったはずが、大きく飛躍を続ける潔への嫉妬心は相当だろう。どのように潔に食いついていくのか楽しみにしたい。

全貌がわからない3人

 音留 徹平は唯一のU-20日本代表メンバー。スピードを持ったディフェンダーとしてブルーロックを苦しめたが、正直、あまり活躍の場は見られなかった。黒名 蘭世、清羅 刃に関しては、U-20日本代表のリザーブに選出されていたが、音留と違い活躍どころかセリフさえ見られない。しかし、どんなキャラクターでも掘り下げ、個性を持たせてきたのが『ブルーロック 』。数合わせではなく、物語をかき回す存在になってほしいところだ。

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