プロ絵師なら「骨」から元の動物を復元できる? 人気YouTuberの検証動画が面白い

 チャンネル登録者数が78万人を超える、プロ絵師夫婦YouTuber「なつめさんち」が12月10日、「【検証】プロ絵師なら「骨を見ただけでも」元の動物を正しく描けるの?」と題した動画を公開した。

【検証】プロ絵師なら「骨を見ただけでも」元の動物を正しく描けるの?【究極のミリしらお絵描き対決】

 各種アプリやウェブサービス、SNS等の隆盛により、漫画やイラストを発表する場が急増し、ウェブ発の人気作品も多く登場するようになった昨今。YouTube上でもプロ漫画家やイラストレーターが活躍しており、「解説動画」や「添削動画」のほか、絵の技術を生かしたチャレンジ企画でも人気を博している。そのなかでも、なつめげん・さや夫妻による「なつめさんち」は、絵をテーマにしたバラエティ豊かな企画で視聴者を楽しませており、今回の動画ではタイトルの通り、「骨」を見て、プロ絵師の観察眼と技術により、そこから元の動物を再現できるか、というチャレンジを行なった。「プロの絵師だったら1ミリも知らない骨格からでも元の動物を正確に描ける説」の検証だ。

 詳しくは動画を見ていただきたいところだが、お題は現代に生きている生物に限定され、つまり恐竜のように、骨格が特徴的で正確な外見がわかりづらいものは出題されない。例題として「カバ」の骨格が出題され、その強そうなビジュアルから、さや氏が見事に怪物を誕生させたのはご愛敬。簡単そうなものから順番に、5分の制限時間で、二人が骨格から元の生物の復元を試みていく(もちろん、二人は正解を知らない)。

 これから動画を見る人のためネタバレは最初の一問にとどめるが、正解は、骨格からなんとなく想像できる「マンボウ」。さや氏は特徴を捉え、エイやマンタにも見える生物を描き、げん氏は魔界の生物を生み出してしまったが、その形状から答えにたどり着いた。早送りでサラサラと描かれていくイラストはさすがプロ絵師、という手つきで、視聴者も一緒に考えるクイズのようになっているのが面白い。

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