「LINEマンガ」&「ebookjapan」の国内流通総額が合わせて年間約800億円に 加速するwebtoon人気

 LINE Digital Frontier株式会社は、同社が運営する「LINEマンガ」と、株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営する「ebookjapan」の、2つの電子コミックサービスの2021年の国内での流通総額が約800億円となる見込みであることを発表した。

 LINE Digital Frontier株式会社は2020年8月より、米国WEBTOON Entertainment Inc.のグループ会社となった。そして「LINEマンガ」は、グローバルでの月間利用者数7,200万、累計ダウンロード数2億超、ひと月の流通額が100億円を超える、電子コミック市場において世界1位の規模を誇るプラットフォームサービスの連合体"WEBTOONWorldwide Service"の一員となり、「日本のマンガ文化を発展、世界へと広げていく」ことに注力。2021年10〜11月には、web ブラウザベースで大きな強みを持つ電子コミックサービス「ebookjapan」を運営する株式会社イーブックイニシアティブジャパンの普通株式及び新株予約権の公開買付けを行い、両社サービスを合わせた2021年の国内流通総額は、約800億円となることを見込んでいるという。

 同社は「今後も、両社間でシナジーを追求し、両サービスの価値をさらに高め、国内の出版社およびパートナーの皆様とともに、マンガの未来をともに創っていきたいと願っています」としている。

LINE Digital Frontier株式会社 代表取締役社長 金 俊九(キム・ジュンク) コメント

「LINEマンガとebookjapanが生み出す見込みの約800億円という流通額は、日本の電子コミック史上、最大級のものかと思われます。
これもひとえに数々の素晴らしい作品を発表してくださった作家、出版社の皆様のおかげだと確信しています。
引き続き、作家、出版社の皆様と互恵的な関係を築きながら、より多くの読者の方々に作品と、その作品との出会いの場をご提供していけるよう、努めて参ります」

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