花譜×カンザキイオリ、「キミノベル」のプロジェクト曲&MVを公開 それぞれのコメントも到着!
今年3月に創刊された、ボブラ社による小中学生向け文庫の新レーベル「キミノベル」。その創刊を記念し、アンバサダーとしてバーチャルシンガーの花譜と、アーティストのカンザキイオリを迎え、読者とつくる楽曲制作ブロジェクト「この夏、キミノウタをつくろう!」を実施していた。そして今回、ブロジェクトの楽曲「それを世界と言うんだね」およびMV が解禁された。
■「それを世界と言うんだね」MV
キミノベルが立ち上げた企画「この夏、キミノウタをつくろう!」で、「もしもキミが物語の主人公だったら?」をテーマに、誰もが心の中で思い描いている「やってみたい」 「なりたい」などの夢や願いを物語形式で読者から募集し、集まった物語を原案に楽曲「それを世界と言うんだね」を制作した。
完成した楽曲「それを世界と言うんだね」の歌詞の始まりは、“もしも僕が主人公なら”。その後“怪盗になってみたい 猫になってみたい”と、読者が描いた物語がカンザキイオリの言葉によって融合し、ひとつのストーリーとなり歌の中で紡がれたという。
楽曲と同時に解禁となるMV は、YOASOBI「優しい彗星」の MVなどを手掛けたアニメーション作家・門脇康平がディレクション。門脇監督のどこか懐かしく切なく、 線画を活かした手触り感のあるタッチで、カンザキイオリの世界観が鮮やかに描かれている。MV の始まりは、花譜の夢の中で、魔法使いや猫に変身しながら、タイムマシンを起動させた花譜が明治時代にタイムスリップし、ふと何かを決意し未来につ ながる物語を描き始める……というもの。
■花譜コメント
「それを世界と言うんだね」は、本を開けばその先で、いつでも誰のもとへ でも行けるという胸の高揚感とか、物語や知識の海を身一つで漂うような心地 よさとか、それを通じて誰かと繋がる喜びとか、そういうワクワクに思いを馳せて歌いました。 これまでレーベルアンバサダーとして、キミノベルの本を読んだりインタビュ ーしていただいたりして、自分が小学校の時に読んでいた本のことを思い出したんですけど、きっかけさえあれば意外と詳細まで思い出せるものだな…!と 思いました。『星の王子さま』の朗読では、今まで物語を口に出して読むことっ て音読の宿題でとかしかなかったので、新しい読書への近づき方でした!
■カンザキイオリコメント
読者の皆様からいただいた、夢に満ち溢れた素敵な投稿をパズルの様にはめ込みながら この曲ができました。 聴いてくれた「キミ」に寄り添えるように、みんなが口ずさめる様なフレーズを入れなが ら曲を作り上げました。楽しみながら、聴いて欲しいです。
■門脇康平(アニメーション制作・MV 監督)コメント
今回は、大きく分けて3つの場所が舞台になっておりますが、それぞれのバート特有 の表現の魅力というものを追求した結果、飽きのこない、最後まで楽しんで観て頂ける 一本に仕上がったのではと思っております。 何度観ても楽しめるように、細かいところまで作り込みましたので、是非 1 カット 1 カット味わうように観て頂けたら幸いです。