『ザ・ファブル』で一番ヤバい奴は誰? 常軌を逸したキャラクターベスト5
2位 山岡
明と同じ組織に所属する50歳と少しの男、山岡。自身が強すぎることもあり、「死の恐怖」を全く感じない。
記憶力が抜群に良い洋子を組織に引き入れるために、彼女の両親を殺害した人物で、シリアルキラーに近い雰囲気を持つ。また、殺人にストーリー性をもたせて芝居を打つなどの悪質な行為も平気で行う。
明との勝負では、ミサキや洋子とは直接的に関係のない人物を巻き込むなど、傍若無人な振る舞いを見せ、巻き込まれた不良の男(スズムシ)、水野、砂川が山岡によって殺害された。
結局、ボスの命を受けた明に自身を慕うアザミとユーカリの力を借りるも敗北。最後は明に殺されることを願うも、アザミとユーカリの必死の懇願やミサキ、自らを雇う田高田社長、洋子の顔が浮かんだ明は躊躇。その様子を見た真黒組の海老原によって、絶命した。
恐怖心を持たず、自分の快楽のために人を巻き込み、殺害していく。このような人間が実在しないことを願いたくなるようなヤバさを持つ。
1位 佐藤明
やはり1位はこの男だろう。一見強そうに見えず、ミサキやレンタルおっちゃんの依頼主から「弱い人」と見られることもあった明だが、“ヤバい”殺人者が口々にその力を絶賛する。鈴木は「殺しのオリンピックがあったら金メダル」、山岡は「最高傑作」と称す。
どのような相手でも6秒で倒す技に加え、走力・ジャンプ力など身体能力にも優れる。そして「ニオイ」にも敏感で、相手が拳銃を所持していることや、盗撮・盗聴器を一瞬にして勘破することができる。
そんな明だが、私生活では部屋ではつねに全裸で過ごし、風呂の浴槽で就寝するという癖を持つ。また、彼の描く絵は、小学生のそれのような癒やしがある。
現実とかけ離れた世界を楽しめる
ランキング外でも、とにかく「ヤバイ奴」が多い、『ザ・ファブル』。そんな現実とかけ離れた世界を楽しめることも、本作の魅力の1つだろう。