マネるな危険!? 『ザ・ファブル』佐藤明が見せた、超人的な殺し屋スキル6選
急所蹴り
明は格闘のなかで、急所蹴りを見せることがある。第二部では、新婚ボケをしていると憤る洋子が「一発入れたい」と殴りかかり、ユーカリも加勢するが、攻撃をすべてガードしたうえで、両者の股間を蹴り、悶絶させている。
ユーカリは洋子に「おまえ、タマもないのになんで効いているんだよ」と声をかけると「骨に来るのよ、ツーンと」と苦しんでいた。一方、明の能力を読み切っているアザミは最初から格闘に参加しなかった。
明は相手を組み伏すことに快楽を覚えるタイプではなく、戦闘はあくまで仕事だ。だからこそ、最高効率で戦いを終わらせる。これも、元「殺しのプロ」たる明の特殊能力の1つかもしれない。
盗聴・盗撮の感知
盗聴器やカメラの存在も、明はすぐに「匂い」で感知する能力を持つ。真黒組が用意した倉庫や部屋に仕掛けられた盗聴器を瞬間的に見抜き、「プロをなめるなよ」といって外している。
相棒の洋子は盗聴器やカメラの存在を感知することができず、監視役の高橋に裸をみられてしまっているが、明は感知していた(が、いつ誰に狙われるか分からない立場上、監視があった方が安全だと判断し、洋子には伝えていない)。また、宇津帆がミサキの部屋に仕掛けたカメラも、自身の匂いを頼りに外していた。
豊富な経験や感覚の鋭さゆえだろうか、理由は不明だが、明は盗聴や盗撮も匂いで判別することができるのだ。
すべてが常人離れした明
高い格闘センスに加え、盗聴器の感知や毒を見分ける力。常人離れした能力こそが、明が組織の「史上傑作」と呼ばれ、恐れられる要因だろう。