ナイトホーク、ハコスカ、ニムラバス……『ザ・ファブル』男心をくすぐるアイテム4選
闇の組織に所属する佐藤明と洋子の兄妹(共に偽名)が、一般人に戻るためボスから殺人を禁止されながらも、「殺さない殺し屋」として活動する様子を描いた南勝久の人気漫画『ザ・ファブル』。
岡田准一主演で2回映画化され、現在は第二部が連載されている人気の秘密の1つに、劇中に登場する男心をくすぐるアイテムが挙げられる。
今回はそんな『ザ・ファブル』のアイテムを検証してみたい。
ナイトホークカスタム
佐藤明が「俺の相棒」として大事にしていた銃がナイトホークカスタムである。
殺しを禁じられ大阪に移住する際、拳銃の携帯を禁止されていた佐藤だが、ナイトホークはカセットデッキの中に入れ、一緒に持っていった。洋子はその様子を見て「ダメ!」と注意するが、それでも譲らなかった。
ナイトホークカスタムのモデルガンは3~4万円程度で販売されている。劇中のナイトホークはカスタム銃だが、忠実に再現しているマニアも少なくない。
スカイライン・ハコスカGTR
真黒組の海老原が愛した車で、警戒する佐藤に誠意として送ったのがスカイライン・ハコスカGTRである。
当初は戸惑っていた佐藤だが、車に乗ると「生き物に乗っているような感覚。こいつ、気に入ったかも」と話していた。ハコスカはしばらく佐藤と洋子の足として活躍したが、宇津帆との一件で洋子が崖の下に落としてしまう。
海老原はハコスカを気に入っており、レクサスを佐藤に贈ったうえでハコスカを取り戻し、修理を「今すぐやれ」と部下のクロに頼むが、価値のわからないクロはスクラップにして、キーだけを持ってきた。そのことに海老原はかなり激怒し、どついていた。
ハコスカGTRは1968年に販売された車だが、現在も根強い人気を持つ。希少価値も上がっており、現在は中古車販売店で2000~3000万で販売されている。なお、タミヤのプラモデルなら3000円ほどで購入可能だ。
ニムラバス
佐藤が大阪に持っていったナイフ、ニムラバス。3巻では、佐藤がニムラバスを眺め、幼少期に森の中に1人取り残され、ニムラバスで木を切り刻む芋虫をえぐり出し、食べる描写がある。彼にとっては、自身の不遇な子供時代を思い出させるアイテムだったのかもしれない。
そんなニムラバスは、専門ショップにて約3万円程度で購入することができる。くれぐれも適正利用をお願いしたい。