『ライジングインパクト』から『アウターゾーン』まで マンガ大好き芸人・かまいたちがジャンプ作品ベスト3を発表
お笑いコンビ・かまいたちが自身のYouTubeチャンネルで、「週刊少年ジャンプ」(講談社)で連載された好きな漫画作品ベスト3をそれぞれ発表した。
濱家隆一と山内健司はお互い、テレビ朝日のトークバラエティ番組『アメトーーク!』の「マンガ大好き芸人」企画に出演するほどのマンガ好き。動画の冒頭で濱家は「今回は『ドラゴンボール』(鳥山明)、『ONE PIECE』(尾田栄一郎)などいわゆる王道作品はちょっと一旦脇に置いといて、その上で3つ選びます」と説明。濱家も山内もジャンプが「180円だった頃から買っている」と言い、それから濱家は「なので、その頃、夢中になっていた頃の作品が多いかも」とコメントした。
そんな濱家の第3位は鈴木央の『ライジングインパクト』。ゴルフを題材にしたマンガで、「バリ好きやったなぁ」と回顧。山内も読んでいたようで「少年誌の中でゴルフという子供に馴染みのないスポーツで勝負しているのがすごいと思った。面白かった。『プロゴルファー猿』の次じゃない? ゴルフ漫画でヒットしたの」と語った。
一方、山内の3位は島袋光年の『トリコ』。開口一番に「ごめんなさい、メジャー作品ですみません」と断ってから、「(同作者の)『世紀末リーダー伝たけし!』の頃から好きなんですけど、切り口ですよね。“グルメと格闘を混ぜたった”というのが僕的にすごかった」と絶賛。それからも「後半の美食會(悪の組織)とかトリコ側とかの戦いとか、それにさらにもう1個敵が出てきて、震えましたね、あの展開には……」と興奮気味に伝えた。
濱家の第2位は原作:ほったゆみ、漫画:小畑健による『ヒカルの碁』。「『ヒカルの碁』も『ライジングインパクト』もそうなんですけど、本を買って、売って、そしてもう1回買ってるからね。それくらい好きなんですよ」と語る。それから「『ライジングインパクト』のゴルフもそうですけど、囲碁に注目した漫画っていうのがすごい。そして、僕は全巻読んだけど、囲碁のルールをわかってない。でも楽しく読めたのがすごいこと」と明かした。
山内の2位は武井宏之の『シャーマンキング』。「これは僕の大好きなジャンルです。シャーマンっていう、日本で言う霊能力者かイタコというか、そんなジャンルになると思うんですけど、そういう人にジョジョ(ジョジョの奇妙な冒険)で言うと、スタンド的な人がついていて、それ同士が戦ったりする。そこが魅力的なのよ」「魅力的な敵キャラも出てくるので、最後までスピード感を持って楽しめる」と語った。