『東京卍リベンジャーズ』半間修二とは何者なのか? “歌舞伎町の死神”の不気味な存在感

『東京卍リベンジャーズ』半間の謎

 現在、ストーリーは闇に落ちたマイキーを救う流れになっており、新しい登場人物たちが続々と登場中だ。最終章に突入してから半間はまだ出てきていないが、必ず姿を現すだろう。というのも、武道がタイムリープを繰り返していた未来に半間は度々登場し、物語が大きく動いていくからだ。例えば、4回目のタイムリープ後の現代で橘日向が殺されてしまうシーンでは、トイレでたまたま遭遇した武道を見て「あれ? 車乗ってねーじゃん」と言い、6回目のタイムリープ後の現代で「東京卍會」幹部になっていた武道が出席した集会では「この中に裏切り者がいる!」と言い、その後武道は再びタイムリープして過去に行く流れになっている。つまり、半間のひと言こそが大きく物語が動くときのターニングポイントと言っても過言ではないのだ。

 「退屈しのぎに稀咲とつるんでいただけでは?」と言ってしまえばそれまでだが、未だ狙いや考えの深い部分まで明かされていない謎に包まれた人物だからこそ、様々な予想が膨らむ。またキーマンと思われていた稀咲が死亡しても、半間だけが生き残っているのもどこか引っかかる。この先は半間がどんな動きを見せていくのか。まだまだ目が離せなさそうだ。

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