『東京卍リベンジャーズ』タイムリーパーは武道だけじゃない? 疑わしき人物を検証

『東京リベンジャーズ』タイムリーパー考察

 いよいよ7月9日に公開を迎える実写映画『東京リベンジャーズ』。北村匠海を初め、山田裕貴、吉沢亮など実力派人気若手俳優が揃っていることはもちろん、キャラクターの再現度が高いこともあり、SNSを中心に大いに盛り上がりを見せている。さらに7月からはTVアニメも「血のハロウィン」が描かれる第2クールがスタート。7月4日には、作品の世界観が組み込まれた新エンディングテーマ「トーキョーワンダー。」のノンクレジット映像も公開され、ますます注目度が高まっている。

『東京卍リベンジャーズ(21)』

※以下、ネタバレあり

 何かと話題に事欠かない同作だが、今、もう一つ盛り上がりを見せている話題がある。「もう一人のタイムリーパーは誰だ?」という考察だ。原作『東京卍リベンジャーズ』は、主人公の花垣武道が中学時代の恋人の死を阻止するために、タイムリープを繰り返して未来を変えていくというストーリー。しかし、苦労してミッションを成功させても悲惨な未来が変わらないこともあり、黒幕とされていた稀咲鉄太もまたタイムリーパーなのではないかという疑いがあった。結果、武道が追い詰めた先で稀咲はタイムリーパーではなかったことが判明するのだが、状況を鑑みると他にもタイムリーパーがいるのではないかという説が浮上しているのである。

 様々な説があるが、現在目立って考察されているのは大きく3人だ。1人目は橘日向。第1シーズンのエンディング映像は日向の目線で描かれているのだが、その中にタイムリープしているシーンが紛れ込んでいる。サビ部分、水たまりに吸い込まれた26歳の日向は年数が溢れた空間の中を落ちていくのだが、その次にでてくるのは14歳の姿の日向。つまり、タイムリープをしたということになる。さらに、このシーンは原作単行本22巻の裏表紙と酷似しており、橘日向タイムリーパー説が浮上したというわけだ。

 そしてその日向の弟、橘直人にもタイムリーパー説が。直人は武道が過去にタイムリープするトリガーとなる役割を果たしているが、直人自身も一緒にタイムリープしているのではないかと言われているのだ。これは、恐らく直人しか知り得ない情報が漏れているとも読めるシーンがあるためなのだが、直人がタイムリーパーであれば武道と協力をすればいいと個人的には考えてしまう。

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