『ONE PIECE』ナミがヨーロッパで大人気に? 「第1回 ONE PIECEキャラクター世界人気投票」を徹底分析

ONE PIECE人気投票を徹底分析

 さらに海外ファンがランキングに与えた大きな影響として、ワノ国編の人気は見逃せないようだ。

「海外ではワノ国編の人気が高いんです。やはり日本の文化を連想させる世界観や侍が登場するので、そういった日本的なものに興味があるファンに刺さるものがあるのでしょう。そう考えると、今回のおでんやヤマトの躍進ぶりにも納得です。ヤマトに関しては、おそらく今後の活躍への期待を込めファンが投票したことも一因としてあるのかもしれません。さらに言えばゾロの海外人気は目を見張るものがありました。得票数の推移を見るとゾロが1位になりそうな気配もありましたからね」

 また、麦わらの一味の主要メンバーにもかかわらず、ランキングで振るわなかったキャラクターにジンベエとフランキー挙げる。

「前回は6位にランクインしていたジンベエですが、麦わらの一味に仲間入りしたので、今回も高めの順位になるかと思いきや26位で、意外と伸びなかったのが残念です。またフランキーのイメージ国はアメリカなので、アメリカで票が伸びるかと思いきやあまり伸びませんでした。逆にイメージ国がトルコのドレークがトルコで2位、中東で9位というのは、地域性が出ていて面白いです。ルフィだったらブラジル、フランキーだったらアメリカというように、イメージ国というものが主要なキャラクターにはあるので、イメージ国の方は嬉しくて票を入れるということがあったのかもしれません」

 また第1回〜6回、そして今回のキャラクター人気投票でも、1位を獲得したルフィの人気についても次のように分析している。

(C)尾田栄一郎/集英社尾田栄一郎直筆コメント

「ほかの漫画作品のランキングは主人公ではなく、二番手、三番手のキャラクターが1位になることも多い中で、『ONE PIECE』は主人公のルフィが7回にわたって全て1位を獲得している。やはりこれは、作者の尾田さんが描きたい物語が、各国の読者にちゃんと伝わっている結果だと思います。まもなく連載24年を迎え1000以上も魅力的なキャラクターがいる中で、トップを第1巻の表紙に描かれた初期メンバー3人が占めるというのは奇跡のようにも思えます。改めてONE PIECEという作品の凄さ、そして世界中から愛されている漫画なんだと肌で感じられる素晴らしい企画でした」

 今回の「第1回 ONE PIECEキャラクター世界人気投票」でトップ50にランクインしたキャラクター+αの書き下ろしイラストが「週刊少年ジャンプ」で発表されていることが決定している。これに関して神木氏は「おそらく『ONE PIECE』の日として知られる7月22日に公開されると睨んでいます(笑)」とのこと。その日を期待して待ちたい。

(C)尾田栄一郎/集英社

■参考動画

 後編の番組最後には、世界中で放送中のアニメから、11の国と地域(ポルトガル、ドイツ、タイ、スペイン、アメリカ、イタリア、香港、フランス、台湾、韓国、日本)でルフィを演じる声優がそれぞれの言語で寄せてくれたメッセージを集めてひとつなぎにしたムービーも公開。  それぞれが自国語で読み上げるルフィの名言、名シーンにより、世界の『ONE PIECE』を感じることのできる貴重な映像となっている。

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