『呪術廻戦』の魅力は敵キャラにあり? マスコット化した漏瑚のかわいらしさを考察

『呪術廻戦』の魅力は敵キャラにあり? マスコット化した漏瑚のかわいらしさを考察

 そんな漏瑚の相方的存在だったのは、花御だ。花御は森への恐れから生まれた特級呪霊。人外の言葉を話すが、相手に直接意思を送ることでコミュニケーションを取ることができる。花御は呪霊の中でも、思慮深くある種の優しさを持っている。

 京都姉妹交流会で伏黒恵、狗巻棘、加茂憲紀と対峙した時も「やめなさい 愚かな児等よ」、「私はただこの星を守りたいだけだ」と主張。人間を襲うのも地球の環境を案じてだ。だが、呪霊は呪霊。容赦なく攻撃をしかけてくる上に、シンプルに強い。全身が硬く、虎杖の黒閃を5発、東堂葵の呪力を乗せた游雲を食らっても生きているほどである。ただ、顔面からでている2本の樹が弱点であり、最期は五条にそこを狙われて消滅させられてしまった。

 いいコンビであった漏瑚と花御。漏瑚が五条にボコボコにされた時は花御が助け出し、花御が五条に消滅させられた時は漏瑚がショックを受けたような表情を見せていた。

 漏瑚の最期にも「再び生まれ落ちる時我々はもう我々ではない それでもまた逢える日を心待ちにしているぞ」と花御と陀艮に語りかけており、絆のようなものすら感じる。呪いでありつつも、人間のような感情を垣間見せたからこそ、この2体の呪霊は広く愛されたのではないだろうか。

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