『映像研』で注目の小西桜子、グラビアで見せた存在感 被写体としての魅力に迫る

 ドラマ版『映像研には手を出すな!』が先日、最終回を迎えた。原作の人気もさることながら、メインキャラクターを乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波の3人が演じたことでも大きな話題となった。そのメインキャラクターと並ぶような存在感を放っていたのが、生徒会長・道頓堀透を演じた小西桜子だ。最終回の多幸感満載の素晴らしい盛り上がりは、小西の存在無くしてはありえなかっただろう。『ファンシー』、『初恋』、『ASTRO AGE』と立て続けにヒロインとして映画に出演していることもうなずける、熱く素晴らしい演技だった。

 そんな女優として大注目されている小西桜子だが、グラビア界でも話題の的となっている。先日の『プレイボーイ 19.20号』(集英社)で披露された、鈴木心撮影による8ページのグラビア「彗星のヒロイン」が、まだ22歳ながら女優然とした堂々たるものだったからだ。

グラビアが伝える小西桜子の可能性

『プレイボーイ 19.20号』

 女優とグラビアというのは、とても密接な関係にある。一般的に人気女優と呼ばれる人には、必ずと言って良いほど名作と謳われる写真集があるからだ。先日、21冊目となる写真集『Brand new me』(集英社)をリリースした深田恭子などは、何冊もそれがあるほどだ(本作も素晴らしい作品だった)。

 週刊誌や『アップトゥボーイ』(ワニブックス)のようなグラビア誌を見て、被写体に興味を持ち、映画やドラマをチェックしたことがあるという読者も少なくないだろう。グラビアにはそういった自己紹介の役割に加え、写真にしか映らない、被写体の魅力を伝える役割もある。故に女優にとってグラビアは切っても切り離せない存在だ。

 さて、『プレイボーイ』だが、そんな「自己紹介」という役割を超え、映画のようなフォトストーリーが展開される作品に仕上がっている。まさに今の小西桜子の可能性を8ページに凝縮したような内容と言っていいだろう。ワンピース水着を中心にしたことでノスタルジーを感じさせつつも、小西の圧倒的に強い目の力に驚かされる。森の中というシチュエーションの中で、こちらをじっと見つめる小西は果たして何を感じているのか。一気にその幻想的な世界へと引き込む存在感に、被写体としての才能が伺える。特に最後のカットは小西桜子自身が抱える不安と希望を感じさせる、素晴らしいカットだ。8ページのグラビアで、表情のピントが甘めなこの写真をセレクトした編集部にも拍手を送りたい。

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