住野よる『青くて痛くて脆い』文庫化&豪華キャストで映画公開も決定
2018年、20歳が一番読んだ小説にも選ばれた住野よる『青くて痛くて脆い』が文庫化され、2020年6月12日に発売される。
単行本と同じく、装画を手掛けたのはイラストレーター・ふすい。文庫は、単行本と一見同じデザインに見えるが、よく見ると少し違っている。文庫化に伴い、ふすいがイラストを描き足したという。単行本と文庫のカバーデザインを比較してみてほしい。
また同書は、吉沢亮×杉咲花の豪華キャストによって実写映画化が決定しており、公開日は2020年8月28日の予定。
『青くて痛くて脆い』あらすじ
人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学一年の春、僕は秋好寿乃に出会った。空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりもまっすぐだった彼女。秋好の理想と情熱にふれて、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社をつくった。それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘がトゲのように刺さっていた。
「僕が、秋好が残した嘘を、本当に変える」それは僕にとって、世間への叛逆を意味していた――。
■書誌情報
『青くて痛くて脆い』
発行:KADOKAWA/角川文庫
https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000282/
発売日:2020年6月12日
電子書籍:同日発売予定
定価:本体680円+税
公式サイト:https://promo.kadokawa.co.jp/kutekute/
■住野よる(すみの・よる)プロフィール
小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿した『君の膵臓をたべたい』が話題となり2015年に出版、ベストセラーとなる。その他の作品に『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『麦本三歩の好きなもの』がある。
『青くて痛くて脆い』
2020年8月28日全国ロードショー
この青春には、嘘がある。
吉沢亮×杉咲花
誰も見たことのない驚愕の青春サスペンス誕生!
監督:狩山俊輔
脚本:杉原憲明
原作:住野よる「青くて痛くて脆い」(KADOKAWA)
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
製作幹事:日本テレビ放送網
(c)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会
公式サイト:https://aokuteitakutemoroi-movie.jp/