King & Prince 髙橋海人、アイドルとダンサーの顔を使い分けるすごさ 真逆のキャラクターを両立させる技量
King & Princeの髙橋海人が、2月27日に公開された「TOYOTA HIACE DANCE SESSION」ダンスセッションムービーで、幼馴染でありダンスクルー Rht.のリーダーを務めるKAITAと共演。その圧巻のダンスパフォーマンスが話題を集めている。普段はアイドルとして多くのファンを魅了している彼だが、近年、ダンサーとしての顔を見せていることで、あらためて彼が持つ多彩な才能が注目されている。
髙橋は、幼少期から本格的にダンスに打ち込んできた経歴を持つ。ダンスを始めたのは保育園の頃。ストリートダンスを学び、数々の大会で優勝経験もあるほど。師匠はs**t kingzのNOPPOという、筋金入りの実力派ダンサーだ。
最近特に筆者が印象的だったのは、彼が「過去最高のアルバム」(※1)と語った2024年リリースのKing & Princeのアルバム『Re:ERA』収録のソロ曲「POPSTAR in the KINGDOM」だ。本楽曲はSKY-HIプロデュースの楽曲であり、レコーディングビハインド映像の中で、髙橋がSKY-HIに「(言われたディレクションが体に)すぐ入るじゃん、スポンジみたいに」「めちゃくちゃ良かった」と絶賛されていたところを見ると、スキルを自分のものにする吸収力にも長けていることが分かるだろう。こうした意欲が、ダンスでも着実に彼を次のステージへと引き上げてきたのだと思う。
今回のダンスセッションムービーでも彼の表現力は健在であり、KAITAとの共演も相まって、“ダンサー・髙橋海人”としての実力を存分に発揮している。しなやかな身体の使い方、そしてストリートダンスのエッセンスが垣間見える動きは、アイドル活動とはまた違った彼の魅力を映し出している。
また、今年1月に1人で出演した『D.U.N.K. Showcase in K-Arena Yokohama』では、ダンスサイファーやダンスパフォーマンスステージで大活躍。ダンサー・振付師のKAZtheFIREらとのダンスサイファーや、各ボーイズグループのメンバーが集結した「Back On The Stage」で、幼馴染であるBE:FIRSTのSOTAと息ぴったりに魅せたセッションなど、リミッターを外した全開のHIPHOPダンスを踊る髙橋を見ることができた。