新浜レオン、『徹子の部屋』で涙ながらに明かした歌手活動の原点 西城秀樹の意志を継ぐ万人から愛される歌手像

新浜レオン、万人から愛される歌手像

 今年放送50年目に突入したトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日)の4月18日の放送回に、昨年末の『NHK紅白歌合戦』への初出演をきっかけに、バラエティー番組にも引っ張りだこになっている新浜レオンが出演。

 同番組は、これまでに俳優・アーティスト・スポーツ選手など名だたる著名人や、そのときに注目されている“時の人”をゲストに迎え、黒柳徹子ならではの切り口によるトークで、ゲストの素顔に迫ることで人気。新浜の『徹子の部屋』への出演は、「ずっと家族で観ていた憧れの番組。心から光栄です!」との本人のコメントとともにXで告知されるや、「一流の証だ」「仕事でリアタイできないから録画する!」「楽しみにしています」など、放送前から大きな反響を呼んでいた。

 『紅白歌合戦』出場時の衣装で身を包み、“ひざスラ”(ひざスライディング)をして登場した新浜。冒頭、『紅白』は緊張したかを聞かれ、「今のほうが緊張しています」と率直な心境を告白。デビュー時から言い続けている“レオン語”については、木梨憲武から「ウケないから今後もレオン語を言っていいか、徹子さんに聞いたほうがいい」とアドバイスをもらったそうで、そのこと黒柳にぶつけると、黒柳から「いいんじゃないの?」とお墨付きをもらうなど、柔和で人当たりの良さで黒柳も終始ニコニコ。

 番組では、西城秀樹を好きだったことが、木梨憲武との縁をつないでくれたことを明かし、黒柳の目の前で、自身のライブでもカバーしている西城秀樹の「ギャランドゥ」を披露。そのエネルギッシュなボーカルとダイナミックなパフォーマンスで黒柳を魅了し、歌い終えると「秀樹さんの曲を『徹子の部屋』という、歴史ある番組で歌えたことは光栄です」と、清々しい表情でコメントした。

 番組の後半では、父親が演歌歌手であることに触れながら、プロ野球選手が夢だったがその夢に破れ、父親の鞄持ちをしながら歌手を目指したことなど、演歌/歌謡曲歌手になった経緯を説明した。母親からはデビューを反対されていたが、今では誰よりも応援してくれる心強い存在であると新浜が話すと、それを受けて、黒柳からはサプライズで母親からの応援の手紙を紹介。「聞いてないよ」という感じで驚きながら、母親の知られざる思いに思わず涙を流した新浜。最後に「大変な思いをいっぱいさせてしまったから、大きくなって喜んでもらえるように頑張ります」と、両親にメッセージを伝えた。

 番組放送後には「感動的で、涙してしまいました」「本当に素敵なお母様」「気合いの入った歌唱も最高」など、新浜と黒柳の心温まるやりとりにもらい泣きした視聴者もいたようだ。

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