JO1 河野純喜、INI 藤牧京介のJ-POPカバー動画が話題に ファン以外にも広まる歌声の魅力
JO1とINIのメンバーがJ-POP楽曲をカバーした歌唱動画が話題を呼んでいる。JO1からは河野純喜がback numberの「水平線」を、INIからは藤牧京介が宇多田ヒカルの「First Love」とflumpoolの「君に届け」を歌った動画が各々の公式YouTubeチャンネルにアップされているのだ。
JO1のメインボーカルとしてソロでYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』にも出演したことがある河野の歌声は、グループの曲では「Born To Be Wild」や「GO」のサビで聞かせている圧倒的な声量による迫力のあるイメージが強い。メンバーの鶴房汐恩と松井愛莉のW主演ドラマ『ブルーバースデー』(関西テレビ放送)の主題歌となり今年2月に配信リリースされた壮大なバラード曲「Romance」でも、最後のサビで一気にギアを上げた突き刺すような高音でファンを魅了した。
そんな河野の「水平線」の歌唱は、純粋で心優しい彼の内面がそのまま滲み出たような歌声にどっぷりと浸ることのできる動画となった。動画の概要欄には「心を整理してくれるような‘水平線’がとても好きで、今回歌わせていただきました。少しでも誰かに届けば嬉しいです。」というメッセージが英訳とともに載せられており、歌を通して人を元気づけたいという彼の想いが痛いほどに伝わってくるようだ。普段はグループのムードメーカーでいつも眩しい笑顔を光らせる河野だが、歌唱動画内では繊細で真面目な表情も見せる。歌詞の切なさをそのまま映し出すような感情のこもった歌声は本家とはまた違う唯一無二の作品となった。