JO1、パワーアップした姿見せたアリーナツアー初日 アジアツアー詳細&初ドーム公演決定にJAMも歓喜

JO1、パワーアップした11人の姿

 JO1の2度目となる全国アリーナツアー『2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR ‘BEYOND THE DARK’』が8月5日、東京・有明アリーナで幕を開けた。全国6都市で13公演を開催する本ツアーは、5都市13公演をまわった昨年の初ツアーからさらにパワーアップ。昨年に引き続き帯同する生バンドのダイナミックなサウンドが、冒頭から開幕を祝するように彩りを添えていた。

 洗練された品の良さを感じさせる、シルバーの煌びやかな装飾があしらわれたネイビーのスーツをまとってステージに登場するや否や、「What’s up? Ariake!」と高らかに声を上げたメンバー。木全翔也が「Are you ready?」と力強くシャウトすると、たちまち揺れるほどの歓声が会場中に響きわたる。止まることを知らない勢いそのままに、1曲目に披露したのは6thシングルのリード曲「SuperCali」だ。リズムに合わせて揺れるペンライトの光の波が、再会を果たしたJAM(JO1のファンの呼称)の心拍の高まりを感じさせていた。また、本楽曲は、昨年開催した自身初のアリーナツアー『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』の福岡公演でサプライズ初披露し、JAMを喜ばせたことも記憶に新しい。1年弱で歌い重ねて磨き上げ、進化を重ねてきた楽曲「SuperCali」がトップバッターでセットリストを率いる今回のアリーナツアーは、まさにこの1年間でパワーアップしたJO1の姿を象徴する“証”でもあるのだろう。

JO1

 撮影可能だった2ndアルバム『KIZUNA』収録曲「Touch!」では、メンバーが客席に降りてJAMと交流する場面も。ハートを作ったりグータッチをしたりして至近距離で視線を交わしながらコミュニケーションが取れることに、長い間ライブ鑑賞制限の緩和を心待ちにしていたJAMはもちろんのこと、縦横無尽に会場を駆け回るJO1メンバーも喜びを爆発させている様子だった。

 一方、ユニットステージでは、VCRと連動してメンバーそれぞれが表現する世界観も見どころだ。ダンス、歌、ラップの実力のみならず、その瞬間にしか生まれないアドリブにおいてもメンバーの魅力を存分に楽しむことができ、今後公演を重ねるごとに一層味わい深くなっていくことも想像できる。

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