ミスチル、ユニコーン、ウルフルズ、GLAY…90年代を彩ったバンドが今もモテ続ける理由とは?
俳優の西島秀俊(43)が11月19日、16歳年下の元会社員女性と結婚することを発表した。このニュースに芸能界は沸いているが、音楽界でも40代でいまも魅力を保ち続けているミュージシャンは多い。
とくに、Mr.Children、ユニコーン、ウルフルズ、GLAYといった、1980年代後半にデビューし、テレビなどでも多く活躍したバンドたちは現在も幅広い層から支持を集め、その求心力は衰えるどころか、さらに増しているようにも見える。なぜ彼らは、ここまでの支持を集め続けることができるのだろうか。音楽ライターの板橋不死子氏は次のように語る。
「彼らのような一線級のベテランバンドに共通することは、現在も若年層に向き合った活動を続けていることですね。映画やドラマ、CMなどへの大型タイアップが続いていることに加え、両親世代が彼らを好きという若者も多いため、刷り込み的に聴く機会が増加しているといえます。一世代上にはサザンオールスターズというその道の先達がいて、その活動が一種の道標となっている面も大きいのではないでしょうか。節目節目で積極的にテレビに出演してきたことも、この世代の特徴といえます」
若い層と向き合った活動を展開している例として、板橋氏はGLAYと奥田民生を挙げた。
「GLAYがEXILEとコラボレーションしたシングル『SCREAM』をリリースしたり、OKAMOTO'Sの新作『VXV』に奥田民生が参加するなど、自分たちよりも若いバンドとのコラボレーションも多い。その結果、コラボ相手のファンにも支持を広げています。思い切った企画を平然とやってのけるあたりに、モンスターバンドの風格を感じますね」