ピチカート・ファイヴの記事一覧

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主演:野宮真貴(vo)、脚本・監督:小西康陽(b&vo&key)による一大ポップ絵巻「ピチカート・ファイヴ」。84年に小西を中心とする4人で結成され、細野晴臣プロデュースによる12インチ・シングル「オードリィ・ヘップバーン・コンプレックス」でデビューを果たす。その後、88年から90年までオリジナル・ラヴの田島貴男(vo)が在籍し、91年のアルバム『女性上位時代』から野宮が加入。90年代に日本の音楽シーンを席捲した「渋谷系」の最重要ユニットとして注目を集め、同時に精力的なワールド・ツアーの実績により、海外からも高い評価を得る。また、94年にはアメリカのマタドール(個性派アーティスト揃いで有名なレーベル)からもリリースを開始した。
バート・バカラックに代表されるA&Mサウンドへの憧れがひしひしと感じられる初期の作品から、70年代ソウルへの接近を見せた田島時代まで——こういった小西の際限ない音楽嗜好は、野宮という最高の素材を手に入れたことにより一気に花開いたのだ。ソフト・ロック/ボサ・ノヴァ/ハウス/GS(グループ・サウンズ)といったさまざまな音楽スタイルを、マニア的視点から洗練されたセンスで解体/再生し、それを野宮のポップなヴォーカルと完璧なファッション戦略で具現化。——まるで女優と監督のような関係性がピチカート・ファイヴの音楽を形作っているのだ。
01年元旦、まさに新世紀の幕開けを飾る豪華傑作アルバム『さ・え・ら・ジャポン』を発表。松崎しげる、YOU THE ROCK★など絢爛ゲスト陣を交え、日本音楽シーンに新モードを提案したのであるが……01年3月31日をもって解散、デビュー以来16年間の栄光ある歴史に幕を閉じる。

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