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J-POP界に現れた突然変異ユニット、口口口(“クチロロ”と読む)。三浦康嗣と南波一海の2人によって98年結成され、当初はヒップホップのユニットとしてスタートしたが、1つのジャンルに固執することなく、楽曲ごとに音楽スタイルや楽器編成をフレキシブルに変化させるという手法を採っている。03年にくるりが主宰するレーベル<NOISE McCARTNEY>のコンピレーション盤に参加、翌04年には歌モノとインストが半々のバランスで収録された1stフル・アルバム『口口口』をリリース。かと思えば、05年には全編ヴォーカル曲で構成されたアルバム『ファンファーレ』を発表するなど、リリースごとに毎回違った新たなる側面を見せている。音楽史がアーカイヴ化され、膨大な選択肢の中から自由に選択し、聴くことができるようになった90年代以降。口口口のサウンドはその中で生まれた、時代の申し子的存在と言うことができるだろう。並列された各音楽ジャンルの中から、自分達が本当に良いと思ったものを選び取るが、そのアウトプットとして生み出されるのは、あくまでもポップ・ミュージック——これぞ正に21世紀に鳴らされるJ-POPの姿なのだ。

三浦康嗣、“立体音響スタジオ”設立へクラファン実施

□□□三浦康嗣が“立体音響スタジオ”設立へ向けたクラファンを実施 リターンは書き下ろしソロ作の「10年先行リリース」など

□□□(クチロロ)を主宰し、多くのアーティストの楽曲を手掛けてきた音楽家・三浦康嗣が、立体音響技術を用いた音楽制作のために「3…