『お隣さんはヒトラー?』メインビジュアル&予告編公開 黒バラとチェス駒がキーアイテム

『お隣さんはヒトラー?』ビジュアル&予告編

 7月26日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかで全国公開される『お隣さんはヒトラー?』のメインビジュアルと予告映像が公開された。

 本作は、まことしやかに囁かれたアドルフ・ヒトラーの「南米逃亡説」をベースに、実際に起こり得たかもしれない世界線を描いたイスラエル・ポーランド合作の映画。

 監督を本作が長編2作目となるレオン・プルドフスキーが務め、ホロコーストを生き延び、隣人をヒトラーと疑うポルスキー役をデヴィッド・ヘイマン、ヒトラーに疑われるヘルツォーク役をウド・キアが演じている。

 公開されたメインビジュアルは、黄色と赤と黒の3色でデザインされ、左側には隣人をヒトラーと疑うポルスキー、右側にはヒトラーに疑われるヘルツォークの姿が。2人とも固い表情で正面を見据えている。そして2人を隔てる壁には「あなたはその隣人を赦すことができますか」という言葉が記されている。周りに見えるのは、黒バラ、チェスの駒のシルエットで本作のキーアイテムになるという。

映画『お隣さんはヒトラー?』予告映像

 また、あわせて公開された予告映像は、孤独な老人・ポルスキーが、隣に越してきた男がヒトラーに似ていることに気づく場面からスタート。ポルスキーは大使館に出向いて隣人はヒトラーだと訴えるが取り合ってもらえない。ならばと、カメラを購入し、ヒトラーに関する本を買い込み、自らの手で証拠を掴もうと行動を開始する。だが、雨の中で助けを求められたことがきっかけとなり、ポルスキーと隣人・ヘルツォークは互いの家を行き来し、チェスを指したり、肖像画を描いてもらうまでの関係に。しかし再び、互いに猜疑心を持つような出来事が起こってしまう。

■公開情報
『お隣さんはヒトラー?』
7月26日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開
監督:レオン・プルドフスキー 
脚本:レオン・プルドフスキー、ドミトリー・マリンスキー
撮影:ラデック・ラドチュック 
編集:エルヴェ・シュネイ
音楽:ウカシュ・タルゴシュ
出演:デヴィッド・ヘイマン、ウド・キア、オリヴィア・シルハヴィほか
配給:STAR CHANNEL MOVIES
2022年/イスラエル・ポーランド合作/96分/シネマスコープ/カラー/英語・独語・スペイン語・ヘブライ語/5.1ch/字幕翻訳:長澤達也
©2022 All rights resrved to 2-Team Productions (2004) Ltd and Film Produkcja
公式サイト:hitler-movie.com
公式X(旧Twitter)@STAR_CH_MOVIES

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