2025.03.21 20:30

スティッチがディズニープリンセス映画をジャック　実写版『リロ＆スティッチ』特別ポスター

文＝リアルサウンド映画部

　6月6日に公開される実写版『リロ＆スティッチ』の特別ポスター4点が公開された。

　ディズニーの人気アニメーションシリーズ『リロ＆スティッチ』を実写化した本作。地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いを描く。

　物語の舞台となるのはハワイ。そのハワイの森に、宇宙からやってきたキュートでモフモフなスティッチが流れ星のように不時着する。そこでスティッチは、両親を事故で失い姉のナニと2人で暮らす、いつもひとりぼっちで「友達が欲しい」と願う少女リロと、奇跡の出会いを果たす。リロはスティッチの愛らしさに惹かれ、ナニを説得して家で一緒に暮らすことに。しかし、スティッチはとにかくイタズラ好きで、行く先々で大暴れしてトラブルを巻き起こしてばかり。「もう限界よ！」と怒るナニに対し、「“オハナ”は家族、家族はいつもそばにいる」と語りかけるリロ。“オハナ”とは、ハワイ語で“家族”を意味し、血のつながりだけでなく家族のような絆で結ばれた大切な関係のこと。問題を起こしてばかりで愛を知らない暴れん坊のスティッチは、果たしてリロやナニとの絆を深め“オハナ（家族）”の大切さに気づくことはできるのか。そしてリロとスティッチ、2人に待ち受ける思いもよらぬ大事件とは。

　公開されたポスターは、実写映画『白雪姫』の公開を記念して、ディズニープリンセスの実写映画4作をスティッチがジャックしたもの。『白雪姫』をはじめ、『シンデレラ』『美女と野獣』『アラジン』といったディズニーの名作実写化映画にイタズラをしかけている。

　『白雪姫』では、女王が作った“毒リンゴ”を、大きな口で「毒リンゴなんて怖くない！」とかじりついてぶら下がるスティッチ、『シンデレラ』では、「まさかサイズぴったりとは！」とガラスの靴を履き満面の笑みでこちらを向くスティッチの姿などが描かれている。『アラジン』では、「どんな願いもぶち壊す？」と“3つの願い”を叶えてくれる“ランプの魔人”ジーニーが閉じ込められているランプにかじりつき、エマ・ワトソンが主人公・ベルを演じ話題にもなった『美女と野獣』では、「あの野獣よりも暴れん坊」と王子の呪いを解く鍵となる大切なバラが入ったガラスの瓶を割り、そのバラを咥えているスティッチが存在感を発揮している。

　それぞれ作品のキーアイテムを用いたデザインで、イタズラ好きで神出鬼没なスティッチらしいビジュアルになっている。