ロブ・コーエンが“ドミネーター”語る『ワイルド・ストーム』特別映像 「まさに“モンスター”さ」
1月4日に公開される映画『ワイルド・ストーム』の特別映像が公開された。
本作は、『ワイルド・スピード』『トリプルX』のロブ・コーエンが監督を務めたディザスターパニック映画。アメリカでは、ハリケーンの強さは5段階で表され、その中でもっとも強大で、「多くの建物が倒壊し、海岸線沿いでは大洪水が発生する恐れのある猛烈なハリケーン」が、本作で描かれるカテゴリー5のハリケーンだ。そして、その記録的な大災害の最中、日本円にしておよそ600億円以上の強盗事件が発生する。主演はトビー・ケベルで、超巨大ハリケーンのなか悪党に立ち向かう気象学者のウィルを演じる。さらに、マギー・グレイスやラルフ・アイネソンらが集結した。
今回公開された映像では、主人公ウィルが乗車するハリケーン追跡専門車“ドミネーター”の裏側が確認できる内容となっている。“ドミネーター”は、最新の衛星技術とサバイバルグッズを搭載し、1000馬力のパワーとスピードを兼ね備え、10トンの重量を誇る特別なスペックを持つ車両だ。気象装置つきのステルス戦車とも言うべき、この魅力溢れる車両について、『ワイルド・スピード』でカーマニアを熱狂させたコーエン監督が裏話を明かしていく。
「ハリケーンを追跡する“ドミネーター”を探していた。当初はヤボッたい印象の車にしようと思っていたんだ。それで参考に未来の戦車のイラストを見ていたんだ。クールで心をひかれるデザインがいくつかあったのでそれを作り上げた」と語ると、モーターショーに展示されている様な、洗練された“ドミネーター”のデザイン画が映し出されていく。
さらに超強大なハリケーンにも耐えれる様、特殊な機材や重厚な装甲が施されていき、撮影に登場した“ドミネーター”は圧巻の一言に尽きる。コーエン監督は「いろいろ考えた結果、巨大な車になってしまった。まさに“モンスター”さ。キャラクター的な存在になってる」と、イメージした通りの出来栄えにご満悦の様子だ。
■公開情報
『ワイルド・ストーム』
1月4日(金)公開
キャスト:トビー・ケベル、ライアン・クワンテン、ラルフ・アイネソン、メリッサ・ボローナ、ベン・クロス、ジェームズ・カトラー
監督:ロブ・コーエン
脚本:スコット・ウィンドハウザー、ジェフ・ディクソン
撮影:シェリー・ジョンソン
編集:ニーヴン・ハウィー
音楽:ローン・バルフェ
配給:クロックワークス
原題:The Hurricane Heist
2018年/アメリカ/英語/シネマスコープ/DCP5.1ch/104分/字幕翻訳:金澤葵/レイティング:G
(c)CATEGORY 5 FILM, LLC 2017
公式サイト: http://klockworx-v.com/wildstorm/