『エウレカセブン』アネモネとエウレカの“友情物語”にレントンが嫉妬? 声優3人が見どころを語る
本日11月6日、映画『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の完成舞台挨拶が東京・新宿バルト9にて行われた。登壇したのはアネモネ役の小清水亜美、エウレカ役の名塚佳織、レントン役の三瓶由布子の3名だ。
11月10日公開の本作は、2005年から2006年にかけてテレビ放送された『交響詩篇エウレカセブン』シリーズの最新作で、2017年秋より開幕した『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』第2弾作品。監督・京田知己、脚本・佐藤大、キャラクターデザイン・吉田健一のオリジナルスタッフが集結し、さらに新メカニックのデザイナーとして、ニルヴァーシュのデザイナーである河森正治が参加している。
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また、本作において重要キャラクターであるエウレカを演じた名塚は、「今までシリーズとしていろいろやらせていただいた中でも一番新たな展開でした。あんなにアネモネと話して、しかも手を繋ぐ日がくるなんて夢にも思わなかった。びっくりしたのですが、素敵な友情物語になっていると思いました。そこに、レントン(昨年公開の『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』の主人公)はいつ出てくるんだろう? みたいな。でも、意外といいところに出てきたでしょ? 私が一番好きなのは、アネモネが『絶対に手離さないんだから』とエウレカに向かって言って、エウレカがレントンをフラッシュバックするところ」と、本作における注目ポイントを語る。それに対し、出番の少ないレントンを演じた三瓶は「今回のタイトルはアネモネですからね!」と、少しアネモネに嫉妬した様子。だが、「アネモネはすごく人気があって愛されてる。ドミニクとアネモネの関係性がすごく良くて、ファンのみなさんがが好きという気持ちも聞いていたから。ついに形になりました!」と、作品の一ファンとしての喜びを語った。
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本作では、TVシリーズよりもさらに幼い年齢のアネモネとエウレカも登場する。それに対して、三瓶は「2人で喧嘩したり、人間味あふれる感じ。シリーズを通して今回はじめてアネモネが“人間”になったように感じました」と、客観的なコメントも。また、「アネモネのお父さんもすごくいいよね。自分(レントン)も『ハイエボ1』でお父さん出てきたけど、また違うタイプだし」と、レントンの父親アドロック・サーストンについて言及。続けて「ここまで心穏やかに見れるキャラクターはいなかった。賢ちゃんはシリーズ史上一番いい男!」と大絶賛し、それに対し名塚は「『エウレカセブン』はダメな男多いからね」と鋭い一言を返す。三瓶と小清水はそれに頷きながら「アネモネのお父さんはすごくいい男だと思う」と太鼓判を押した。