早見和真『春までのセンセイ』9月16日刊行へ 書店員から届いた感想を特設サイトで公開

早見和真『春までのセンセイ』9月刊行

 早見和真の最新作『春までのセンセイ』が、9月16日に双葉社より刊行される。全国の書店員から寄せられた感想を紹介する特設サイトが8月28日に公開された。

 本作は、東京都杉並区の私立稜花女学院中学校を舞台にした長編小説。新年度に3年E組の担任として発表されたのは、加賀美秀彦という中年の国語教師だった。最初は冴えないと思っていた生徒たちだが、先生の言葉はなぜだか心に響いてくる。それなのに夏休み直前、先生は病気で学校を辞めるといううわさが流れて――という物語が展開する。

 早見和真は1977年、神奈川県生まれ。2008年に『ひゃくはち』で作家デビューし、2015年『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。2020年には『ザ・ロイヤルファミリー』でJRA賞馬事文化賞、山本周五郎賞を受賞した。同年『店長がバカすぎて』、2025年『アルプス席の母』で本屋大賞にノミネートされている。その他の著書に『笑うマトリョーシカ』『八月の母』『問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』、「かなしきデブ猫ちゃん」シリーズなど、ノンフィクション作品に『あの夏の正解』『ラストインタビュー─藤島ジュリー景子との47時間─』がある。

 特設サイトでは、全国の書店員から寄せられた本作への感想が公開されている。

■コメント

中沢雅(くまざわ書店西新井店)
読み終わっても、まだ泣いています。ボロ泣きです。15歳の彼女たち一人ひとりの気持ちがわかる。それくらいにリアル。予想を遥かに超える物語でした。

藤井亜希(紀伊國屋書店相模女子大学ブックセンター)
気がつけば笑っていました。そして同時に涙があふれていました。『言葉にできない』とは、こういうまっすぐに心に響くときに出てくるものなのですね。

岩谷妙華(須原屋コルソ店)
ここまで明確に『あぁ、あの人に読んで欲しいな』と誰かを思ったのは、この本が初めてかもしれません。

■書誌情報
『春までのセンセイ』
著者:早見和真
価格:1,980(税込)
発売日:9月16日
出版社:双葉社

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