にしおかすみこ『ポンコツ一家』第3弾が9月刊行 25年秋の母の急逝と家族の別れを綴る

にしおかすみこ『ポンコツ一家 最後の2年』

 にしおかすみこの著書『ポンコツ一家 最後の2年』(講談社)が9月16日に発売される。

 本作は、認知症の母、ダウン症の姉、酔っぱらいの父と暮らす日々を綴ったエッセイシリーズの第3弾。2021年9月から「FRaU web」で連載が始まった「ポンコツ一家」は、コロナ禍に実家へ戻ったにしおかが、ゴミ屋敷化した家と母の異変に直面したところから始まる。認知症や介護、家族との日常を赤裸々に綴った内容が反響を呼び、書籍化された『ポンコツ一家』『ポンコツ一家2年目』は「壮絶なのに笑って泣ける」と話題となり、累計68000部のヒットとなっている。

 シリーズ3冊目となる本書には、これまでと大きく異なる出来事が記されている。2025年11月、認知症だった母が急逝したのだ。「はじめに」でにしおかは「2020年、コロナ禍。千葉の実家、そこはちょっとした「ゴミ屋敷」だった。母の異変に気づき、まとまるはずのない家族の渦に飛び込み、溺れる。それでも経験を積み、私はより図々しくアップデートされた。だが、母姉父のアクの強さは、その進化を軽々と追い越してくる。自分ファーストを掲げながら、即座に白旗を振る。そんな矛盾だらけの日常。そして、2025年11月。母が逝った」と綴っている。

 同居を決めたにしおかが家族と暮らし、次に直面したのは「生死」という避けられない現実だった。本書は家族と介護、そして別れをめぐる物語の“最終章”として位置づけられている。

 装丁は前2作に続き鈴木久美が担当し、カバー装画や挿絵も西淑が手がける。1冊目のマトリョーシカ、2冊目のこけしに続き、3冊目のモチーフは「はにわ」となる。

 にしおかすみこは1974年生まれ、千葉県出身。2007年に日本テレビ『エンタの神様』の女王様キャラでブレイクし、著書に自叙伝エッセイ『化けの皮』、シリーズ1冊目『ポンコツ一家』、2冊目『ポンコツ一家2年目』がある。現在はTBS『ひるおび』、NHKラジオ『まんまる』などにコメンテーター、ラジオパーソナリティーとして出演している。

 情報解禁に合わせ、7月10日20時からインスタライブが開催される予定。にしおかが新刊に込めた思いを語る。

■書誌情報
『ポンコツ一家 最後の2年』
著者:にしおかすみこ
価格:1,870円(税込)
発売日:9月16日
出版社:講談社

©講談社

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