篠原かをり初の本格児童書『コボックとふしぎな虫の樹』8月刊行 願いを叶える虫と子どもたちの物語

動物作家・昆虫研究家の篠原かをりによる児童書『コボックとふしぎな虫の樹』が、8月19日に双葉社より発売される。
本作は、物語を楽しみながら昆虫の生態やしくみも学べる、小学校中学年向けの連作短編集。舞台は、樹齢100年を超える桑の木がある区立花が森小学校。この桑の木は「願い樹」と呼ばれ、心に強い願いを持つ人の願いを叶えてくれるという噂があった。
願い樹を守る新人の守り人・コボックは、大きなウロから、それぞれの願いに合った虫たちを送り出す。虫たちは子どもたちの願いを叶えようと奮闘するが、その力には守らなければならないルールがあり、約束を破ると虫は害虫へと姿を変えてしまう。害虫化した虫による事件をきっかけに、願い樹の秘密とコボックの存在を知った幼なじみ3人の「むし部」が、学校で起こる不可解な事件に挑んでいく。
登場する虫はすべて実在する昆虫で、ナナフシの擬態、ゲンゴロウの泳力、オニヤンマの複眼など、それぞれの虫が持つ本来の生態が物語の中でふしぎな事件を引き起こす。各話の最後には「むし部調査ファイル」を収録し、物語に登場した昆虫をイラスト付きで紹介。物語と図鑑の両方が楽しめる構成となっている。本編はすべての漢字にふりがなが付いている。イラストは、人外×SF×レトロをテーマとするイラストレーターのこむぎが担当する。
著者の篠原かをりは、作家・文化昆虫学者として活動。著書に『LIFE―人間が知らない生き方』(文響社・共著)、『フムフム、がってん!いきものビックリ仰天クイズ』(文藝春秋)、『歩くサナギ、うんちの繭』(大和書房)、『かわいいが見つかる! 推しいきもの図鑑』(永岡書店)、『見つけたら神! すごレア虫図鑑』(日本文芸社)、『地図はない、目的地もない、でも迷子ではない』(NHK出版)などがある。日本テレビ『嗚呼!!みんなの動物園』の動物調査員として、テレビやラジオでも活動している。
■書誌情報
『コボックとふしぎな虫の樹』
著者:篠原かをり
絵:こむぎ
判型:四六判
ページ数:216ページ
価格:1,400円(税別)
発売日:8月19日
出版社:双葉社
























